こばログ

ペルソナ3 工事チェック

ペルソナがらみで来ちゃったから、タイトルはそのままいくか。。。

工事の検査が諸貴兄姉氏にはもっとも重要、気になるとところではないだろうか。

それもしかるべきもしかるべき、行政が検査をしてくれるというのは、大いなる安心ではなかろうか。

しかも日本一厳しいというおまけ付き。

これだけでも、これだけでも価値がある。ついでのおまけにお金までくれるんだって。。。^^;

耐震、やりますよってところはそこらへんにたくさん転がっている。。。いや、失礼たくさん業者がいる。

転がっている方の業者では困まるから、どこを選ぶか。いやその前にどこに相談するか、ここから悩んじゃう。

それが行政の厳しい検査というだけで、どこでもダイジョーV！となれば、こんなに有り難い話はない。

いわば、水戸黄門の印籠のようなものだ。

業者はみんな、ハッハッー！とひれ伏す。

そのくらいの緊張感はある。いくらなれてるところでも、多少の緊張感はあるはずだ。

これは我々業者にとっても実は有り難い。

いつもマンネリしていると、緊張感というものがなくなってしまうのはどこの世界でも同じ。

検査というのは非常に重要である。他の工事ももっと考えなければならない。

職人会のお客様は、高齢な方が多い。65歳以上の人が圧倒的である。

人間、歳をとるとだんだんと角が取れて、丸くなってくる。

ましてやどういうわけか、うちのお客様は人がいいというか、特に丸い人が多い。

検査くらい厳しくなくっちゃ申し訳ない。。。

褒めてばかりじゃない。中には変な輩、これまた失礼。。。変な検査員もいる。

教科書通りじゃないと認めないおバカなことをいうものもいる。

力学的に強いことはわかっているが、教科書を盾に明らかに弱いほうじゃないと認めない。

そのメーカーに聞いてみても、教科書通りじゃないくても強くなればいいですよって確認しているにもかかわらず。杓子定規も程がある。

ま、こんな変なやつもいるから、堅いといえば堅すぎるかもしれないが、柔らかい方向じゃないので、まっいいか^^;

ペルソナ 2 補強設計のチェック

耐震補助金のメリットとして、見積書にもチェックが入ることを書いた。

一番最初に提出する身近な書類なので、ここから入ったが、当然工事のチェック。これが一番だろう。

その前に設計がある。耐震補強工事の設計は、横浜市の場合、精密診断法というもので行うことになっている。

補強設計には、精密診断法と一般診断法があるが、その区別はどうかというと、教科書にはこう書いてある。

一般診断法は、耐震補強の要否を判断するためのもの。

精密診断法は、耐震補強の設計のためのもの。

例外も認めてはいる。一般診断法で設計してもよいと言っている。民間では一般診断で設計しているケースが多い。行政も一般診断でも補助金を出しているところが多くなってきた。

精密診断というとちょっと荷が重い。。。と思われている節はあるのだろう。

どっちがいいの？と聞かれれば、どっちでもどうぞ、どっちでもいい、好きなほうをどうぞ。

別に精密だからといって、いいと決まったわけじゃない。

要は診断者設計者がどこまで深くその家の構造に思いを寄せているかが一番重要。

もちろん、知識や経験に基づいた技術が大前提にはなると思うが。。。

話を戻そう。。。

横浜市の設計をチェックする人たち、要は市役所の役人さんは、ものすごく知っている。いわば　専門家である。

お役所にありがちなイメージ。書類を眺めて、誤字脱字のチェックだけという、そんなものとは対極にある。

補助額だけじゃなく、設計をよく知っているという点でも日本一である。

・・・他の行政はあまりしらないが、これは言い切れる。かなりやる。

だから、変な設計していると蹴られる。

たまに杓子定規な奴に当たるが、話せば分かるし、逆に勉強になることもしばしば。

だから、その設計が通れば、どんな業者でも一定の基準の安心があられるということが言える。『あんしん』である。

当然その次には実際の現場の工事があるが、これもチェックが入る。・・・長いので続きに。

ペルソナ 1

うちのお客様は、『住み慣れた我が家に暮らし続けると決めた人』

こういう人たちに『あんしん』と『快適』を提供する。

前にも書いたが、もう一度。

この人たちへなら「よかった」といって喜んでもらえる、そんなサービスを提供している。

1.横浜市の木造住宅耐震補助金制度を利用した耐震補強工事

これのメリットは言わすと知れた、日本一高額な補助金だが、それだけじゃないといつも力説している。

高額なだけにその検査も厳しい。

工事のチェックも厳しいが、見積書の一つ一つの項目、単価もちゃんと細かくチェックがはいる。

例えば、部屋の一部の壁が補強工事の対象だとしよう。その壁や天井の一部を壊して工事するが、元通りに現況復帰するところまで補助金の対象であるから、いわば壁紙（クロス）までキレイになる。

しかし、対象の壁はそうだが、その隣の壁（補強工事対象外）のクロスは、もし張り替えるのであれば自己負担となる。考えてみりゃそりゃそうだ。。。

で、見積書もこれまた二つ出す。ひとつは当然耐震補強工事の見積書、もう一つは、もしその部屋のクロスをこの際だから張り替えるなら、自己負担工事の見積書。見積書を二つに分ける。

べつに違う職人がきて工事するわけじゃない。見積書だけ分けて提出する。

自己負担の見積書も提出するの？・・・そう提出することになる。・・・なんで、自己負担じゃん。。。

確かに、自己負担は市がお金を出してくれるわけじゃない。でも提出しなければならない。

㎡数がダブってないかとか、そんなことじゃないかと思う。それほど見積書の単価や数値に厳しいチェックが入る。

もちろん工事の検査も厳しい。いつもやっているから　そんなに厳しいとは思わなくなったが、全国のいろんな話を聞いていると横浜は厳しいんだなと改めて思う次第。

でも、これが『あんしん』になると思う。

長くなるので、分けることにする。　　　次回は近いうちに。

 

思うことを勝手気ままに。。。

パラダイムシフトが起ころうとしている。

いや、もしかしたら、今までが錯覚で真実、原点に戻ろうとしているのかもしれない。

社会は全て錯誤の連続だ。

知らず知らずのうちに、洗脳されている。

以前にここで書いたことがあるが、自分の考えというのは洗脳されている考えである。

世界中どの国でも洗脳はある。

自由の国アメリカであっても皆洗脳されている。自由という洗脳である。

言いたいことが違うので脱線はやめよう。

拙個人のことである。

パラダイムシフトというほどのことではないかも。。。

でも、小さなパラダイムシフトが何回も繰り返して成長して行くのだと思う。

成長というとまた語弊がある。

変化といい換えておこう。

変化こそ大切である。

変化する勇気があるかと問われば、あると答える人はいる。

拙の知っている中小の経営者は皆口を揃えて、変化する心構えはあるというだろう。

でも本当にそうか。。。

たやすく答える人ほど、何かに挑戦している自分の姿をみることに酔っている。

それもまた良し。

何が真実で何が虚なのか。。。

真実は洗脳だろうがなんだろうが、自分の中にある。

自分をいろんな方法で振り返る。

このいろんな方法というやつは、勉強しないとできない。身につかない。

ここに成長がある。

 

増額補助金 延長決定

平成23年度から増額させていた木造住宅の耐震補強工事の補助金、一般世帯225万円、非課税世帯300万円が平成25年３月末までに申請を行うことになっていた。

それが、平成25年12月27日までに申請を行ったものということで延長になった。

また、増額補助金工事は平成26年の３月までに工事が終了し、補助金が決定したものということもなくなった。

要は、この補助金制度の通常通り、工事承認通知が来てから1年以内に工事が完了すること。で落ち着いた。

わかりにくいと思う。。。

簡単に表現すると、増額補助金が今年いっぱいまで伸びた。ということ。

まだ建築局のホームページは変更になってないが、当局に確認したので間違いない。

先ずはよかったと言っておこう。

少し偉そうだが、問題がなくなったわけじゃない。

これはこれでいいが、考えるとけっこう問題はある。

おいおいここでも言っていこうと思っている。

とりあえず、延長したことはいいことなので、ホットしている。

あれから丸2年か・・・

拙にとって、石巻は特別な土地になっている。

以前は名前は知っていたが、東北のどこなのかよく知らなかった場所だ。

丸２年前、正確には2011年の2月に初めて訪れた。

そう、2011年の2月である。それから1ヶ月後・・・

初めて乗った仙石線が今はない。

3/11の1ヶ月前に訪れたのは、石巻の一つ手前の駅、矢本である。

そこからタクシーに乗って、行った先は石巻赤十字病院。

そこは静かな病院だった。1ヶ月後の喧騒など夢にも思えない。

4月には、床下の泥を撤去する為に床板をはがすボランティアとして、その矢本に立っていた。

泥を救い出すボランティアはたくさんいるが、床板をはがす職人がいないという話を聞き、丸ノコを

もって愚息と二人で出かけていたのだ。

2月の訪問は恩人のお父上のお見舞いだった。

拙の訪問直後に無念ながら亡くなった。ご母堂様とはその時と、ボランティアの時と2回お会いした。

手厚くもてなしていただいた。

それから石巻は特別な土地になったのだ。

あけらか２年か。。。

何が出来たのだろうか。自分ができたことがあるのか。

少しにがい気持ちになる。

今もなお、東北の地で手伝っている人を知っている。

節目とは、思い出させてくれる。気持ちを奮い起こさせてくれる。

今のところはそれに甘じている自分がいる。。。ｸｿ

仕事が地震絡みだということに甘じている自分がいる。。。

耐震補助金 延長するらしい・・・^^;

先ずは、横浜市建築局の平成25年度予算がHPに出てたのでお見せしよう。

そのとおり！

一昨年に増額され225万円（一般世帯）となっている耐震補助金が、みなさんも知っての通り、今年の3月までに一回目の申請申し込みをしなければならない。と言ってたのが、どうも12月まで延長させるようだ。

されるようだって、市のホームページに掲載されてるジャン！

いやそれはそうだが、これはあくまで予算であって、正式には3月の市議会まで待たなければならない。

とはいうものの、ここで掲載されているということは、もう決まったも同然。

ましてや建築局の予算のトップ、いの一番。『1.災害に強い安全なまちづくりの推進』と大上段に掲げている。

これではもう引っ込みようがない。事実、担当部署に聞いてもそう言っている。これは決まりであろう。

しかし、担当部署のHPにはまだ、今年３月までに申し込むこととなっている。ここらあたりが矛盾ではあるが、市議会で決まったことじゃないと載せられないということだから、これはこれでしょうがない。

こっちは予算なので堂々と、そりゃのせられるはな^^;

まっ、これで決まったようなもんだ、今年一杯まで申請したものは増額補助金は大丈夫！

えっ、じゃ工事はどうなの？？？

そう、そこだ問題は！

実は工事は期限を設けないということになる。

かなりな裏情報だが、言っても良いと思う。

よく補助金工事をやっている登録業者では、昨年の１１月ころから、やりきれないから申請を断っているというところも出ていたが、これで大丈夫！^^;

諦めていた方、もう一度申し込んでね！！^^;

 

補助金の誤解の誤解

昨日横浜市の耐震改修の補助金申請について一般的な誤解があると書いた。

よくよく考えてみると、それも誤解かもしれないと思う。

自説を曲げることにもなるが、あえて言おう。

1次設計、いわゆる計画申請時には、工事の見積もりは概算で良い。

それが、トラブルの元だと言った。

確かにそういうこともあることは事実のようだ。

見積もりは大切である。

ただ概算金額が高めにお客様に伝えているのであれば、問題はない。

そんなことより、もっと大切なことがある。世間には。。。

そう、それこそ補強工事の精度である。

これは、この制度の、いや横浜市の誇りと言ってもよい。

ものすごく厳しいチェックがある。

これは大いなる価値ではないか。安心感である。

だって、耐震補強工事って、どこか大丈夫本当に？と思うところはないだろうか。。。世間一般的には。

それが、行政から派遣された検査員がビスの一本一本までみてくれるのだ。

横浜市の誇りと言ったが、本当にそうだと感じる電話が入った。

実は大和市在住の方からである。

大和市も耐震の補助金はある。たしか50万円だったと思う。場所は近くだが、大和市の補助金は使ったことがないから、うる覚えだ。

確かに50万円もらったという。・・・よかった、間違わなくて。。。

すでに補助金が入っているのになんで？？？

それが、工事に不具合があるという。。。えっ？

だって、検査があり、補助金がもらえたということは、その検査に合格したということでは？

そうだという、検査はOKだが、その検査に問題があって、耐震基準に達していないという。。。

変な話だ。

精密診断で1.25を希望しているので、その通りになっていないので、もう一度工事して欲しいということらしい。

今、設計図書を製作中なので、出来たらまた、連絡しますと言っていた。

たぶんまた連絡があると思うが、横浜市では考えられないことである。

多分横浜市の検査は、日本一といっていい。

ありがたやありがたや。

だから、誰がやってもものすごい確率で高レベルの耐震補強工事が行える。

もちろん、工事の慣れている業者のほうが早さはある。

速さは快適さにつながるから、大切な要素であることに違いないが。

ま、いろんな考えがあるから、一概には言えないが、ここではできるだけ、フラットに情報をお伝えしたい。

・・・・けっこう歪んだ見方をしている、、、という意見もあるが。。。^^;

横浜市の耐震改修補助金の誤解

耐震補助金が佳境だ。。。

ものすごい申請の数が市に来ている。

審査待ちが240件。

毎日1件づつ審査しても8ヶ月かかる、総動員してやっているらしいが、追いつかない。。。

4月からさらに動員をかけると言っているが大丈夫だろうか。。。

こっちにどうすることもできないので、それはさておき。

先日いった相談で問題点が見えてきたことがあるので、お話しよう。

補助金の流れは非常にややこしいことがある。一般の人にはなかなか理解しにくい。

話せば分かるが、業者が話さないこともある。

トラブルになるのがここだ。

先ずは横浜ルールその1、設計申請と工事申請と2回申請がある。

流れとしては、設計申請→設計決定通知→設計契約→工事申請→工事決定通知→工事契約、着工→工事検査→完工→補助金請求→補助金受取

ざっとこういう感じである。

今日のところは先ずは、設計申請→設計決定通知のところを説明しよう。

設計申請は申請者（お客様）が登録業者に依頼し、申請する。

申請がうまくいって、設計決定通知書が市から届くと設計契約する。

契約はそれまでできない。したら、補助金対象外となる。

その後、工事の詳細見積書を作成し、今度は工事の申請になる。

ここに問題が潜んでいる。

依頼者側からすると、契約していないのだから、決定通知書が来たらこっちのもんで、他社へも声をかけようと思ってもしょうがない。

だって、相見積もりって普通じゃん。。。ごもっとも。一般的には。

しかし、申請書にはどこどこの設計事務所で申請となっている。なので、その設計事務所でしか契約できない。

考えてみたら、これも至極当然。

市からすれば、その事業者から出ている申請書に対して決定通知を出したのだから。。。これもごもっとも。

これが依頼者が見落としがちな危険の一つである。

特に若い方が陥る可能性が高い。

こう言っちゃなんだが現実なんで歯に衣をきせずに言うと、・・・・・イツモソウジャン。。。

ご高齢の方は、頼んだのだからお願いします。という考え。

若い人は、まだ契約してないんだから、安いところを聞いて他に頼んでもいいじゃん。という考え。

この時点でのトラブルは比較的若い方が多いようだ。

この問題をさらに大きくしているのは、計画申請時は工事見積もりは概算でよいことである。

補助金の工事は精密診断法で設計することになっている。

精密診断は、工事申請時に行うことになるので、設計時点ではやらなくても良い。

ここが問題点2だ。工事金額を概算で出して設計申請する。

これが、横浜ルール。

これが、一般世間と違うところ。

よく申請している業者は申請のことはよく知っている。

しかし、よく知っているからこそ、世間の常識から外れていることを見落とす。

また、依頼者も自分の都合のいいように解釈するところもある。

ここがボタンお掛け違いとなる危険を孕む。

よ～～～く聞いて欲しいし、よ～～～～～く伝えて欲しい。どっちも。

申請が佳境に入っている今こそ、焦らず、しっかりと話を聴く、しっかりと伝えるべきである。

学びの友

この年になって、学びの友がいる。

これはそうとうなことだと思う。

それも、経営に直結している。

経営に役立つというと、よくあるセミナーなどを思いつくでしょうが、そうじゃない。

経営のマネージメントを勉強する仲間である。

これがただ欲の皮を突っ張らせているわけじゃない。

いわゆる価値の創造だ。

価値提供を主眼においている。

数字はその指標である。

世に支持されれば、当然何らかの指標が上がる。

数字を上げることが最終目的ではない。

いや数字が上がらねば、世の中の役に立っていない。

行動する規範は価値。数字は指標だけ。

こういえばわかりやすいだろうか。

そんなことを毎日、交換日記している。

そんなに難しいことではないが、学びが結構あるんだこれが！^^;

これはと思う人に、ついつい言いたくなるし、この輪を広げたいと思っちゃうが、あまりたくさんだとできなくなっちゃうし。。。

メーリングリストを使うと、簡単にすぐにできる。こりゃすごい時代に生きているな。。。