ここはまた事務所。
改装工事も終わりが近づき、今日は社員みんなで塗り壁して仕上げます。
壁が何面かあるので、漆喰と珪藻土の両方を使用することにしました。
漆喰
では珪藻土の工程からご紹介します
ユーディー「MPパウダー」
水と粉を電動の攪拌機で良く混ぜます。
今回は着色料を加えました。
これで水と粉が良く馴染むまで5分ほど攪拌します。
予め木部や床、コンセント等は養生しておきます。
石膏ボードの凹凸をパテで平らにし、シーラーをまんべんなく塗った上に、珪藻土を塗ります。
下地がしっかりしていないと珪藻土が乾いたときにひび割れなどが生じやすくなります。
コテ板に珪藻土を載せ、コテで壁に塗っていきます。
下から上へコテを動かし、厚さ2ミリで塗ります。
お好みのパターンはおおよそ塗れてから付けると作りやすいですよ。
続いては漆喰です。
珪藻土と同様、水と粉を攪拌します。
良く馴染むまで約5分。もったりとしてきます。
今回は既に同じマリンライム(漆喰)を塗った壁の横に造作した壁です。
ポイントは少量ずつコテに載せて壁に持っていくこと。
隣の壁とパターンが近づくように気を遣います。
厚みに注意して、継ぎ目をしっかり。
真っ白な漆喰の壁!
乾くまで触らないでね。
珪藻土も塗り終えました。乾くと色が薄くなります。
珪藻土や漆喰は、商品・配合によって、脱臭・調湿などの機能があります。
自然素材として健康に配慮した建材として用いられることが多い材料です。
しかし何といっても、この風合い、表情は塗り壁でしか出せないでしょう
私どもの身近な事例をご紹介します。
こちらは事務所のお手洗いです。
漆喰とタイルの組み合わせ、オススメです。
こちらはおトイレ
光によって表情を変える。
塗り壁、楽しいですよ
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