少しずつですが、朝晩は涼しくなってきましたね。
9月の大工会議の議題は、耐震改修工事現場での大工仕事についてです。
《現場での写真の撮り方について》
工事現場ではよく写真を撮ります。お客様へ見ていただくためであったり、役所への書類に添付するためであったりします。職人会では耐震改修工事現場で、大工に補強箇所の撮影を任せています。決して補助的なものではなく、大工の仕事であることを再確認するとともに、撮り方のポイントを共有しました。
①まずは既存の壁全体の写真を撮る
工事が始まる前は家具などがある状態なので、改めて現在の状態を撮影します。
②解体してから再度撮る
壁を剥がしてみると、柱や筋交いなど、壁内部の状態がわかります。
③補強後、工事番号と記号を書いて撮る
柱、土台、梁、筋交いなどの各躯体の接合状況、金物の取り付き状況を撮影します。予め振っておいた番号をチョークで書き、工事箇所がわかるように1ヶ所ずつ撮影します。
写真の撮り方の他、
《基礎の人通口、通風口があった場合の対処方法について》
《筋交い金物について》
について話し合いました。
今月も宜しくお願いします
今回は一枚だけ。みんな、こっち向いてー
大工会議もだいぶ高度な感じになってきたね。たぶんレベルとしたらスゴイ事を話していると思うよ。この金物の耐力は・・・N値は・・・から始まって、桁の補強や水平構面の補強・・・現場ならではのこともあって、けっこう高レベルだよ。
投稿情報: コバ | 2010年9 月19日 (日) 06:38
職人会の大工、頼もしいです。
投稿情報: 社員その1 | 2010年9 月19日 (日) 12:21