減築 【げんちく】 って聞いたことありますか?
文字通り「増築」の逆で、建物の面積を減らすことです。
家族が増えて部屋が足りなくなって、新築したり増築したりするのは良くあるパターンです。
家族が減って部屋が余るようになったら・・・? 部屋を減らすとはあまり聞かないですね。
普段使わない部屋があっても、物置として使ったり、趣味の部屋になったり、
息子・娘が孫を連れて帰省したときの泊まる部屋にしたりと、使い道はあります。
もしこんな希望があったら減築を考えてみるのも良いかもしれません
寝室だけ2階にあって、上り下りが面倒になってきた。
段差のない家にしたい。
夫婦がいつでも同じ階にいて、お互いの気配を感じながら生活したい。
夫婦のどちらかが体が不自由で、声を掛け合えるようにしたい。
物を持たずコンパクトに暮らしたい。
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減築をすると、殊に2階建てを1階建て(平屋)にすると、
地震に対して強くなるというメリットがあります。
1階が支えていた2階の重さがなくなるため、建物の耐力が増すのです。
減築の際、補強工事も併せて行うと、現行の基準に適合した建物に改修することができます。
耐震補強工事をされる方が60歳以上の場合に使える融資があります。
住宅金融支援機構の「高齢者向け返済特例制度」です。
耐震補強工事と同時に行うリフォームにも融資を利用できますよ
高齢者向け返済特例制度 HP http://www.jhf.go.jp/keiei/machidukuri/older.html
そうなんですが、現実のところは減築ってあまりないですね。その理由は、出ていった子供たちの荷物が残っているのです。本来持っていくはずの荷物をそのまま、物置ヨロシク、実家に置いているというのが現実です。親も帰ってくるとでも思っているのでしょうか・・・
というか、そうでもしないと孫の顔も時々見られないという現実もまた現実のようです・・・
投稿情報: コバ | 2010年10 月 3日 (日) 06:07
家と家族の形は密接に関係しているのですね。孫の顔を見せるのも親孝行でしょうしね。
家の面積を増やすことにお金をかけても、減らすことにわざわざお金をかけないというのが当然の考えかもしれません。ただ、もし夫婦2人暮らしであれば1階を充実させることは絶対必要ですよね。足腰への不安が出てくる前に、将来に備えることをお勧めしたいです。
投稿情報: Katou | 2010年10 月 4日 (月) 13:20
そう・そう・そう・ホントにそう・・・
本来、2階建てというのは、土地の関係上しょうがなく造らざるを得ないものでしょう。
日本の狭い土地に住むのに・・・
本来なら、出来るなら平屋が一番いいのですよね。
1階を充実さることだよね~
投稿情報: コバ | 2010年10 月 5日 (火) 06:29