昨夜台風が関東に接近しました
社内の植物たちも避難
台風一過。秋晴れとは言えませんが、雨は上がりました。
ところで、西日本・関東周辺・北日本で家の造りの大きな違いは何かご存知ですか?
家の造りの違いは気候の違いです。
西日本は毎年の台風に備え、強風によって飛ばされないように、
瓦葺きの屋根の家が多いです。
関東周辺は大正時代の大震災を教訓に、
大きな揺れにもぐらりとしないようにスレートなど軽い屋根の家が多いです。
北日本は豪雪に備え、雪の重さによって家がつぶれないように、
雪下ろしの習慣に基づいて屋根勾配に違いを付けます。柱梁も他地域より太くなります。
南北に細長い日本は同じ国でも屋根にこれだけの違いが見られるのです
面白いもんです・・・
やまべ先生の言っていた、鉛直荷重に強い大工の発想が水平荷重にはからっきし・・・・
この屋根は水平荷重にもおおいにかかわるものだけに、身近の経験がそうさせるんですねぇ~
続きは、コバちゃんブログで・・・
投稿情報: コバ | 2010年11 月 1日 (月) 05:48
四季折々。
そして風土の違い。
日本ってちっちゃいのに、いろんな経験ができる=知識も技術もあるんですね♪
*iida*
投稿情報: Monstera_honu | 2010年11 月 1日 (月) 12:41
>こば社長
図にして数字にして、初めて分かることが沢山あるのですよね。それは長年の経験を持ってしても気づくのが難しい部分だと思います。日本の住宅はどんどん進化してきているのかもしれません。科学と職人技のミックスで新しい家作りができたら最高ですね。
投稿情報: Katou | 2010年11 月 4日 (木) 10:07
>iida様
日本はちっちゃいけど多様ですね。北海道の家は気密が高くて空気の分子を通す隙間すらない!ってくらい。逆に沖縄は夏に併せて開放性が高く、かつ強風の影響を受けにくいよう平屋の民家が多い、って具合なんですね。その土地の風土に根ざした家なんて、日本以上に違いの大きい国はあるのでしょうか。
投稿情報: Katou | 2010年11 月 4日 (木) 10:15
マスダさん、それはたぶん、チチチ・リリリ・ビバ・・・のチリでしょうね^^
だけどなんで、あんなに長細い国になったんだか?
そのほうが不思議・・・
来たから南まで行くのに鉄道があるんですかね~
あったら何時間くらいかかるんだろう・・・
投稿情報: コバ | 2010年11 月 5日 (金) 07:04
>コバ社長
チリですね!確かに~
チリを南北に端から端まで縦断する鉄道は、短時間で調べる限りない模様です。首都サンティアゴの中央駅を起点に南と北に国鉄の線路があるようです。所要時間は不明・・・飛行機を使った方がよさそうです。ただ、この国鉄(EFE)が私には魅力的に映りました。
チリの建物はご存知の通り、ハイチなどと比較すると厳しい耐震基準のもとに建てられています。南北における建築物の気候による違いはネット上で発見できませんでしたが、四川・ハイチ・チリの3国の地震による被害についての記事がありました。
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/03/html/d72558.html
<以下抜粋>
地震ではなく、建物が死者を生む
チリは世界有数の地震国として積み重ねてきた地震対策が、M8・8の中で大きな効果を発揮した結果となったが、耐震基準のないハイチでは死者23万人という最悪な結末を迎え、さらに、耐震基準はあるものの、守られていない「おから工事」による死者8万人の四川大地震も記憶に新しい。地震は国境により、人々の運命が分かれる瞬間となった。
(中略)
人が地震で倒壊した建物の下敷きとなり、命が奪われる。そして、本来なら倒れるはずのない建物を建てたのもまた人間である。ハイチのように、貧困と無知で脆弱な建物を建ててしまった人間と、中国の一部の業者とその背後にいる権力者のように知識があるのに、自分の懐を肥やすために手抜き工事をして建てた人間もいる。過ちを正さなければ、悲劇がまた起こる。
投稿情報: Katou | 2010年11 月 6日 (土) 11:54