2月4日、日本増改築産業協議会(ジェルコ)主催の「直下率勉強会」に参加しました。
職人会では「直下率」の勉強会は2度目。
前回は横浜市希望が丘のポリテクセンターにて講義を受講しました。
職人会では「直下率」の勉強会は2度目。
前回は横浜市希望が丘のポリテクセンターにて講義を受講しました。
直下率とは、木造住宅の上階にある柱や壁の位置が、
下階の柱や壁の位置とどの程度揃っているか、という割合を指します。
重さは上から下へ伝わります。
住宅で言うと、柱や梁を伝って、屋根から2階、1階、基礎の順に重さが伝わり、
最後に地盤が家の重さを支えます。
下階の柱や壁の位置とどの程度揃っているか、という割合を指します。
重さは上から下へ伝わります。
住宅で言うと、柱や梁を伝って、屋根から2階、1階、基礎の順に重さが伝わり、
最後に地盤が家の重さを支えます。
家の左の柱はどうでしょうか。
2階の柱の真下に1階の柱がありません。
この場合矢印は2つに分かれ、梁を伝って1階の柱に重さが伝わります。
この場合、図の緑で塗りつぶした梁は、太いものを使用することになります。
2階の柱の真下に1階の柱がありません。
この場合矢印は2つに分かれ、梁を伝って1階の柱に重さが伝わります。
この場合、図の緑で塗りつぶした梁は、太いものを使用することになります。
太い梁を使用するということは費用もかかりますので、不経済ですね。
重さがスムーズに伝わらないので構造的にも不安要素が増えることになります。
できるだけ構造的にも経済的にも優位にしようというのが、直下率を求める目的です。
重さがスムーズに伝わらないので構造的にも不安要素が増えることになります。
できるだけ構造的にも経済的にも優位にしようというのが、直下率を求める目的です。
直下率では、柱は50%以上、壁は60%以上揃っていることが良しとされています。
直下率は短時間で簡便に算出できますし、数字だけでなく図の見た目が分かりやすい方法です。
そして今日、佐藤と鈴木が早速実務で使用。
サクサクと作業中
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