前前回『うちの母親』と題して、親孝行ぶった記事を書きました。
ぶったというのは、発行後に、実は、うちのかみさんから言われてハッとしたことがあります。
いや、記事にするときも自分でも何回も見直したのですが、そのことにまったく気づきませんでした。
それは、いろいろ重要なものを母親が『全部仏壇の下にまとめてあるからと教えてくれました。』という行です。
かみさん曰く、「こんなこと書いていいの?世間の人が読むんでしょ。」
「あんたはそういうところ、気遣いがないんだから、マッタク!」
ドキッ!ヤバイと思って、さっそく母親に話したら、
「あらま大変、どこかに隠さなくちゃ!な~んてね。いいよ、大したもんないから。」との返事でしたが、
本当に大反省です。。。
たまにというかよくですね、こういう大失敗を起こし、自己嫌悪に陥ることがあります。
こんな見落としをするなんて、自分には人に対する気遣いがないんだ。
人様の相談なんて出来もしないのに背伸びして。気遣いにかけるんじゃ、逆に迷惑なんてもんじゃない。
お地蔵さんなんてやめようかな、向いてないな~。いや初めから無理だったんだ。
どっぷり落ち込んじゃいました。。。
落ち込むところまで落ち込むと、今度は開き直りというか、反対なことも思い浮かんじゃいます。
初めからうまくできることなんてない。
プライベートなことには注意に注意を重ねないといけないという重要なことがわかった。
これから少しでもおかしいと思ったことは確認しながらやっていこう。
人はいつでも成長だから挑戦しつづけよう。などと思ったりもします。
今すごく揺れてます。
そうすると今度は、なぜそこまでして“お地蔵さん相談”なんてやるのか?ということにぶち当たります。
普段、相談を受けてて、心の奥に芽生える疑問があるのですが、まずそれを書き出してみました。
そして、お地蔵さんをやる理由をもう一度考えてみました。
リフォームすると決めて相談に来る人が多いが本当にそれでいいの?
リフォームだけが本当に選択肢?
新築した人は皆、良かったと思っているのかな? 2世帯とかでも。
高齢で一人で暮らし、いいのかな~
ざっと書き出してみましたが、まだ出てきそうです。
相談を受ける度に、「この人、本当にいいんだろうか???」
余計なお世話かもしれませんが、ついつい考えちゃうことが多いこの頃です。
もし、過去に住まいについて大きな決断を経験した人たちの話を聞いて、
その話を悩んでいる人が聞いたりすれば、なにか参考になるのではないか。。
でもそんなこと本当に参考になるのか?
まだまだ考えが足りないところがあると思います。。。
その後、母親から「別なところに移したから、また来た時にね~、お地蔵さん、読んだよ~」とのメールが。
もうすぐ80才なのに、どこで覚えたのかたまに携帯にメールが来ます。元気な証拠なので、ホッとしますけど。
今回のこう書いた反省文のような記事、また、かみさんに見せました。
感想は聞いてません。
なんだかすこし機嫌がなおったような感じ??。。。
なので、お地蔵さん、続けていけそうな気分にちょっとなってきました。
げんきんなもんです。。。