雨樋のそうじって何年に1度の頻度で必要なの?
正解はほとんどのお宅で ゼロ。
一生、雨樋そうじに縁のない家がほとんどです。
雨樋の状態は家の周辺環境によって大きく異なります。主な環境的要因は
1、山、森、林が近くにある
2、畑が近くにある
そして、施工の良し悪しとして、
3、樋の勾配が悪い
以上3つです。これによって
A、草木、葉が飛んできて日常的に詰まる
B、土が飛んできて詰まる
C、勾配が足りないため汚れが流れない
という、詰まりの原因を生むのです。
山林や畑の近くに住む人は雨樋のそうじに四苦八苦しています
先日お伺いしたI様のお宅の雨樋。土が詰まっています。
お話を聞いたところ、今は住宅街ですが昔は林が近くにあったとのこと。
恐らく落ち葉などが積もって、いつの間にか土に還ってしまったのですね。
樋の中の土を地面に落とします。
最後の仕上げです。 これは元の状態
次の雨からは樋から水が溢れてくることはないですね
冒頭で「一生、雨樋そうじに縁のない家がほとんどです。」と書きました。
樋の交換に縁のない家もあります
雨樋を交換するためには足場を組むことが必要になります。
(足場の費用が結構高くついてしまう・・・)
ですから、外壁塗装や屋根の葺き替えの時が雨樋交換のいい機会なのですね
20年~30年に1回の交換サイクルです。
30年もすれば戸建て住宅もそろそろ建て替えを考える頃。
家によって雨樋そうじのみならず、交換に縁がない場合があるのはこのためなのです
30年くらいで建て替えちゃダメ~
やっぱり、50年は持たせないと・・・
柱や梁・土台になる木は最低そのくらいの生長期間が必要だから、最低そのくらいは持たせないと・・・
サイクルが壊れちゃう・・・地球環境に悪影響が・・・
そんな役目もあるメンテナンスやリフォームだから・・・
投稿情報: コバ | 2010年10 月17日 (日) 07:03
なるほど!!奥深い((´∀`*))
*iida*
投稿情報: Monstera_honu | 2010年10 月18日 (月) 15:07
>コバ社長
おっしゃる通りですね。
ただ今回は現実に則して書かせて頂きました・・・ご了承ください(>_<)
ぜひ50年持たせたくなる住宅を作りましょう!!
投稿情報: Katou | 2010年10 月18日 (月) 18:55
>iida様
この記事を書くまで、雨樋そうじの仕方すら知らなかった筆者です・・・
投稿情報: Katou | 2010年10 月18日 (月) 18:57
目につかない場所は、気にしないモノです(>▽<;;
でも、そういう所ほど、手遅れになると厄介、、、(>▲<)
これからも!ぜひ!次号も期待します((´∀`*))
*iida*
投稿情報: Monstera_honu | 2010年10 月18日 (月) 19:07
>iida様
まさに、手遅れになると厄介ですよね・・・。でも溢れてくるまで気づかないかも・・・。
いつもコメントありがとうございます。期待して頂けて嬉しいです!
投稿情報: Katou | 2010年10 月19日 (火) 11:35