菜の花畠に 入り日薄れ
見渡す山の端 霞み深し
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
なんのCMだか覚えていないが、浜三枝が年齢を感じさせないようなCMだったか・・・
最近テレビのCMで、懐かしいメロディが流れている。
ご存じ、朧月夜です。
以前に興味があり、調べてみたら、高野辰之作詞、岡田貞一作曲とありました。
諸貴兄姉はご存知の方も多いと思いますが、この名コンビによる唱歌や童謡は他にもけっこうあって、明治の初めころの、今でいうところのヒットメーカーとでもいいましょうか
その作品をみると、今でも心に残る名作を作ったこのコンビに驚きを覚えてしまいます。
故郷・春の小川・春が来た・紅葉・我は海の子・・・・・・・・
ビックヒット、スタンダードナンバーが勢ぞろいですよね。
なかでも、拙は、この朧月夜が一番好きな唱歌です。
唱歌や童謡が嫌いな人はあまりいないと思うが、歌詞がすんなり口に出てくるのは、1番でしょう。
しかし拙はとりわけ、どんな唱歌童謡でも2番のほうが好きでして、弊社発行の”かわら版”の表紙に下手な字で書くのは、2番の歌詞であります。
朧月夜も2番がいいですね~
里わの火影(ホカゲ)も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙(カワズ)の鳴く音も 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜
火影に家庭の温かさ、
田んぼの小道を急ぎ、家路につく人、
そこにある音までも、目にみえるよう・・・
この・・・・・も、・・・・・も、とつづく歌詞。
懐かしさが、心にふわ~と入ってくる感じがしませんか。
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