五十にして天命を知る・・・といけばいいのだが、
まだまだ、そのひとつ前の、四十にして惑わず、のところをウロウロしている時が多い。
惑ってばかりいるから、見た目より若いのかもしれない・・・バッカジャナイノ
話は変わるが、昨日、耐震ということでご相談が一件あった。
なんでも、もうすでにお見積もりが出て、明後日に、契約になるという・・・
はたしてこのままでいいのかどうか、不安になったのだろう。
お話を聞いていて、気持が伝わってきた。
その業者も補助金を使うということだから、横浜市の耐震改修補助金を使う上での注意は説明しているはず。
と思ったが、していないという・・・???
大切な部分なので、しっかりとここでも言っておこう。
色々注意点はあるが、初めの段階で、特に言わなければならないことは、契約の時期の事である。
もし、耐震補助金を使うのであれば、契約は、申請が受理された後でなければならない。
先ず、申請することになるが、この書類を提出する前に、契約したり、金銭を授受したりするのはルール違反である。
どうも、このあたりをフライングしている業者がけっこういるようだ。
もちろんこれは、横浜市の指導である。
ばれたら補助金取り消し、なんてこともあるから、注意しなければならない。
業者の立場からすると、いち早く契約をしたいところかもしれないが、
耐震以外のリフォーム工事であっても、補助金を使う場合は、その見積書まで、提出しなければならない。
だから、リフォーム工事だけの契約も先走ってはいけないのである。
補助金を申請するのは、あくまでも市民ということになっている。
もちろん、設計業者でなけらばできない書類もあるから、一般的には一式で業者が書類提出し、申請することにはなるが、
一般市民には、初めての事だけになかなか難しいから、
それを、契約ありきでやるのは、いかがなものか・・・
そのあたりのルールをしっかりとわきまえて行わなければ、卑怯なように思う。
業者の気持ちはわかる。
拙も同じ類であるから、気持はわかる。
しかし、そこは、誠実に接するよう注意しなければならない点だと思う。
世に、リフォーム業者というとどんな風にうつるのか?
リフォーム業者だけではなく、建築業というだけで、斜めにみられる。
だからこそ、より誠実に応対しなければならない・・・
特に、市の登録にでもなっているのであれば、なおさらではないかと思う次第である。
公の信用を、笠に着てと思われる行動言動は、特に気をつけたい・・・
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