なんとはなしに見てしまったテレビに、大家族の生活が映っている。
女ばかり6人の兄弟に、男の子は一人。そして、お父さんだけ。
肝っ玉母さんの奮闘記である。
賑やかな家族に会って、長女が不登校になっている。
親の心配はいかばかりか・・・
この手のよくあるテレビ番組であるが、
最近、涙腺が弱くてまいっちゃう。
不覚にも、こみあげてきてしまった・・・
吉田松陰の詩が、思い出される。
親思う心にまさる親心、今日のおとずれ何ときくらん
松陰が最後に故郷を訪ねた時、母に背中を流してもらいながら詠んだとの句である。
それから、まもなく処刑される運命であった。
自分が親の事を思っている以上に親は思っているんだな・・
子を持って初めてわかる親の気持ち。
この句を知ってから、さらに涙腺が弱くなったようである。
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