これからのリフォーム業界で生き残っていく為には2つの選択肢しかないと思う。
一つは、大手や地域一番店のブランド化されてた企業である。
新築着工戸数が激減の昨年、70万棟台にまでになってしまった。
毎年ずっと100万棟以上あった需要が半減することになる。
大手がここに入ってきての生き残り合戦。
少子高齢化の波というが、谷である。
というか、この谷と思われている景気が実は、普通の凪と思ったほうがよい。
しかしながら、右肩上がりの経済成長しか知らない我々の目には、平坦は不景気と映ってしまう。
それでも、日本経済はまだまだ強い。
実感としてリフォーム業界でいえば、それを支えているのは、60代70代のエセ高齢者である。
書けば高齢者という表記になるが、全然高齢ではないのであえて、エセを付けた。
80代もついでにちゃんと書いておこう。
昨年、80代の方でお二人の方が増築をした。
ひと方は、飼っているワンちゃんの為に日当たりのよい部屋をということである。
素晴らしいの一言。お仕事もされているので、まだまだお元気である。
もうひと方は、すごい広い家なのだが、自分のいる場所は決まっているので、
その近くに生活品を全て手の届く範囲に置きたいからとのこと。
増築が終わると、2か月の船旅に出かけられた。マジで~
こんな方を捕まえて、高齢者というだけではかたずけられない。
大手が盛んにリフォーム業界に入ってきて久しいが、ブランドを目安にするユーザー層が
多いのは事実である。キーワードは安心と信頼。
その2は、工事内容によっての専門化企業で生き残る。
解かりやすいところでは、外壁塗替え工事は誰に頼むか?である。
もちろん大手さんに頼む方はある程度存在する。しかし、これが、ペンキ屋さんと答える人が
結構多いのも事実である。
他のリフォームは大手が圧倒的にその数字を伸ばしているが、ことペンキは違う数字を出している。
なぜか、外壁の塗替えは専門のペンキ屋さんに頼む。
5年おきにペンキ屋さんが必ず現れて、そろそろ時期だよ~って来るのだ。
これが、専門化企業の一例である。
弊社も多分に外壁塗装のご相談は多いのだが・・・
どういう心理かわからないが、外壁は専門化が出来ているようだ。
他には、弊社お得意の耐震補強なんかも専門化だろう。
構造的には、骨組みと同じくらい大切なものに、断熱がある。
住宅エコポイントも出てきて、これが今年は注目されること間違いない。
断熱も構造である。
後は、配管も構造の範疇である。
水道配管も、古い家は注意が必要である。
耐震・断熱・配管、これら構造の3要素と拙は言っているが、
とっても大切だが、リフォーム業者のみならず、エンドユーザーもあまりここは避けたい心境のようだ。
だって、お金がかかるでしょう?
まあ言ってみれば、確かにかかる。
がしかし、リフォーム時こそ構造をいじるチャンスなのである。
思った以上にはかからないと言っておこう。
いろんな家に行ってみているが、とんでもないインチキ業者に騙されて、
とんでもないお金を払わされている人が多い。
その上、それが正しいと信じている・・・
構造を本当に知っている業者は、訪問販売はしない。
と言い切ってよい。
お得意の話が脱線してしまった。
とにかく、リフォーム業界は今後、ブランド化と専門化と大きく分けて2つの選択肢しか残らない。
ハッキリ言っておこう。
じゃ、小さな工事はどこに頼めばいいの?
だから~ハウスメンテマスターがいるでしょ・・・
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