高齢者返済特例制度の杓子定規な対応への批判を書いた。
しょうがないので、御依頼者がお隣さんに相談した。
お宅の建物の所在を変更してくれないかと・・・
で、昨日、筆者もお会いしての3者で話し合った。
なかなか微妙な話で、どこから切り出そうか・・・
なんせ、このお隣さんはなんの落ち度もないのだ。
というもの、10年ほど前に売り出されていたのを取得したのである。
土地と建物の所在が違うなんてこと気にもしないで住んでいる。
それが、今回、隣(御依頼者)の都合で、所在変更の登記をしてくれと相談なのである。
普通は、へ?てなもんで、気分もよくないと思う。
それが、どっこい、よくわかりました。と快くご返事いただいた。
と、そればかりか、自分のところのことだから費用負担する、とまで仰った!
これには、筆者もちょっとどころではない、ビックリ仰天・・・
そりゃ~確かに自分のところのことだが、今のままで、住む上では何の障害もないのである。
ま、ただ、将来、相続か譲渡かなんかわからないけど、そんなことがあるのであれば、何かしらの不都合は出る可能性がある。
いや、なにが不都合かは専門家ではないので、あるかどうかも解からないが・・・
とそこまで説明もした。
その上で、よ~くわかりました、それはうちの建物の登記変更だから、うちが費用を持ちます・・・だって・・・
歳は、まだ四十前であろう。その見事な態度に、ちょっとほれちゃいそうになった・・・ナンチャッテ
ま、心配するより産むがやすしで、変更登記はご理解いただけたが、費用は、お隣さん同士折半ということで落ち着いた。
先ずもって、こんな理解のあるお隣さんで御依頼者ともども良かった良かった、めでたしめでたし。
しかし、油断はできない。あの伏魔殿のような高齢者事業財団が、また何を言ってくるかわかったもんじゃない・・・
高齢者事業財団なんてたいそうな名前を付けやがって・・・
ああああ、お隣さんの紳士に接していながら、こんな言葉をお吐きになるなんて・・なんて口が悪いことか・・・
まさに、後生畏るべしを実感した。
それは惚れますね!!そんなに紳士的な方だったのですか・・・。恐縮してしまうほど、大変に有難いことです。ご協力なくしては身動きが取れない事態でした。お隣ご近所との仲は、日頃から良くしておきたいものです。
投稿情報: 社員その1 | 2010年3 月30日 (火) 09:45
いつもコメントありがとう!
そうなんです。素晴らしい方です。
なんだか、品格って大事だな~って思ってしまいます。
投稿情報: こば | 2010年4 月 2日 (金) 05:21