横浜市の耐震補助金助成に少し変化がでた。
市内のある地域限定だが、補強するのが1階のみでも補助金が出るようになったのだ。
そして、建築基準法の集団規定違反があっても、とりあえずOKなのである。
しかし、地域が決まっているし、期間も向こう3年間だけであるから、実験的な感じもする。
地域は、弊社に案内の手紙が来たが、南区や中区、神奈川区などの一部である。
良くその地域を見てみると、古い住宅が多い密集地域である。
これまで補助金の条件があまりにもきついという陳情、クレームも多かったと聞く。
で、市としても、なんとか譲歩した形のようだ。
住宅密集地区で大地震が起きれば、そりゃ結果は目に見えている。
その被害は、あの阪神淡路の経験もあるからして、事前に被害を食い止めたいのは行政としては当たり前。
事後防災と、事前防災では、その費用に格段の差が出る。
もちろん事前防災のほうが安く済むのは解っている。
事前防災・・・ようするに耐震補強である。
しかし、違反建築では税金から出ている補助金は使えないのがこれまでの常識。
それが違反建築であっても誓約書を書けば、補助金出しますよってことなのである。
画期的なことである。
そして、1階だけの補強でもOKである。
補助金は1階2階両方とも補強が必要なケースが多い。すべてではないが・・・
阪神淡路では、1階が潰れたのである。
もちろん1・2階とも潰れたものが多いが、2階だけつぶれたケースはないので、1階だけでも補強しておく価値はある。
違反建築でも、1階だけでもOK・・・
ただし今回の新制度の対象地区が決まっている。
横浜市のホームページを見てもまだ、載っていない。
それほど、出来立てホヤホヤの情報である。
南区、中区、磯子区、神奈川区、あとどこだったっけ・・・
資料が会社にあるので、ブログを書いているこの場ではちょっと解らないが、弊社まで問い合わせしてもらえればお答えしますよ。
0120-660-238
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