住み慣れた我が家で住み続ける。
そう決めた人が弊社のお客様である。
この、住み続けると決めるまでには、けっこう時間がかかる。
35才で家を建てたお父さんお母さん。
幼い子供二人を連れてあこがれのマイホームを建てた。
子育ても大変だった・・・子供の成長に合わせて少しばかり手を入れ、一部屋増築もした。
あれから、思えば早いもんだ・・・いろいろあったが、もう30年・・・
お姉ちゃんは結婚し、ちょっとばかり離れているが、孫を連れてよく遊びに来る。
下の息子もやっと結婚し、子供もできた。昨年都内にマンションも買って、それなりにちゃんとやっている。
一安心したが・・・この家もどうしたもんか・・・
頼みの息子が2世帯で住んでくれないかとの淡い期待もあったが、それも無くなった。
この家も古くなったし、いっそ建て替えようか・・・
けど、夫婦二人だけだし、建て替えるなんて、お金もかかるし、これから年金生活だし・・・
いっそ子育ても、仕事も終わったのだから田舎にでも引っ越して、のんびり過ごそうか・・・
それとも、草取りのいらない便のいい駅前のマンションにでも住み替えようか・・・
〇〇さんところは、東南アジアに住んでいるという・・・日本よりリッチな生活らしい・・・思い切ったもんだ・・・
いやいや、やっぱりここがいい・・・夫婦二人だけだから、平屋にでも建て替えてもいいかも・・・
いろいろと考えてきた。
でも、子供たち、というか、孫が遊びに来てほしいから、この家を今のままにしておこう・・・
なぜって?・・・2階の物置、いや以前の子供部屋に、そのまま荷物と孫のおもちゃがゴマンと置いてある。
そう、2階は子供と孫のお荷物与りコンテナ状態・・・
片付けてほしいと思っても、これがあるからたまにこの家に寄りつくのは解っている。
・・・世の若夫婦は、実家を物置代わりにしているのが現実。
それが、孫の顔を見る担保になっているジジとバ~バ。
実は、こういう人たちばかりである弊社のお客様は・・・
年齢は65歳から75歳くらい・・・そう、あなたです。
建て替えるのが一番いいのは解っているが、もったいない・・・
けど、あとどのくらい持つのこの家・・・?
リフォームしようかどうしようか・・・
古いから大きな地震でも来たら怖いし・・・
このままほおっておいたら、朽ちていくだけだし・・・
やりたいことはたくさんある。
キッチンも古いし、お風呂も・・・
階段も急で、以前は3回も落ちた・・・
たまに屋根も雨漏りする・・・
寒いし、暑いし・・・
でもでも・・・考えられるだけ考えて、でも、やっぱりこの家に住み続けよう。
直すところは直して・・・
・・・
人それぞれ、歴史がある。住まいにも歴史がある。
我々プロは、そんなあなたの話を聞きたい。
じっくり話を聞いてからじゃないと始まりません。いい仕事は出来ません。
資金計画、予算は大切なこと。それはそうだが、先ずはそれも含めて、プロの意見を聞いたほうがいい。
よく、リフォームするといくらくらいかかるのかしら?と聞いてくる人がいるけど、それでは、当たり前だけど見積もりになっちゃう。
見積もりより先に相談。
相談したら、リフォームじゃなく、やっぱり建て替えになった・・・
話を聞いているうちに、リフォーム自体今は必要なくなった・・・よかった無駄はことしなくて・・・
色々である。
筆者は多くの相談の中で、必ず聞くことが一つある。
それは、物を捨てると本当はリフォームしなくてもいいんじゃないですか?
こういうと皆、一応にニヤっと笑う。
・・・そうなんですよねぇ~ホントに・・・
でも、リフォームしたいという裏側には、こんな事情がたくさんある。
いつ死ぬか解っていれば誰も苦労はしない。解らないから困っちゃう。
こればっかりは、かわいい孫に聞いてもしょうがない。。。か・・・
お話聞きます^^電話はこちら→0120-660-238
メールはこちら→[email protected]
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