自分が世の中のためにできること。
もし、その価値が本当にあるんだとしたら、消えないのだろう。
どんな商売でも、どんな組織でも、いや個の人間でも同じであろう。
何か役に立つものがあるから、生きている。いや生かされている。
役立たずになった瞬間、もしくは害を与えると思われた瞬間に消される。
誰に?・・・・何か大きな存在に・・・サムシンググレートという人もある。
必ず、一方向のみの価値観ではないから、そんなに心配しなくていい。
それでも拙はいつもそれを考えている。
欠陥だらけの人間である。最近は本当に自己嫌悪に陥るくらいミスが多いし、短所ばかりが目立つ。
そんな時、心のよりどころとして思うことは、それでも誰かの役に立っていると思うことだ。
いや、勝手に思い込んでいるといったほうが近い。
世の中の役に立たなくなった時・・・
以前に、こんな話を聞いた、いや、読んだことがある。
確か、アサヒビールの中条さんのご母堂だったと思う。
戦前戦中戦後と子育てにがんばり、年老いても畑仕事に精を出し、かなりご高齢になっても畑に出ていたそうな。
毎年取れた野菜やなんかを、中条さんに送ってくるそうな。
口癖は、働けなくなったら用無し、だったという。
動けなくなり、畑に出られなった途端、少しづつ食を細めていかれたそうな。
周りの人は食べさせたいと思うが、頑として、働かないから食べないの一点張り。
そして、魂を消して行った・・・ ・・・
本当にやさしいお袋だったと中条さんはたくさんのご列席の方々にご挨拶をしたそうな。
拙はこの話に感涙した・・・
自分もこうありたいと思った。
人それぞれ価値観が違う。それでも、世の中の役に立ちたい、いや立たなければ生きている意味がない。
大げさなことではない。一人でも良いではないか、人の役に立つ。
・・・言っていることはかなり大げさかもしれない・・・でも、ここは言いたい放題の場だから・・・チャンチャン
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