3.11から9カ月が経つが、耐震の相談が増えている。
4月5月に一時的に、いや爆発的に相談があったのは、この際考えないことにしよう。
大変失礼な言い方かもしれないが、ミーハー的な方はどこにでもいる。
しかし、今この時期に考えるの方は、真剣な方だろう。
増えているというのは、この真剣に考える方のことである。
横浜市にはいわゆる旧耐震の木造住宅が約16万棟ある。
16万棟もあるのだ。
そのうち、市の助成で耐震補強した家が2000棟である。
もちろん、古い住宅だから、耐震補強せずに建て替えるケースが圧倒的に多いと思うが、それでもまだまだ、耐震性に劣る住宅がたくさんある。
今年度は補助額の増額もあり。ここにきて補助金申請が殺到したが、それでも例年の倍以上あっても、まだまだ少ない。
市の補助金を使った耐震補強は、補助金が家計にありがたいだけではなく、検査があるのが素人の市民としては助かると思う。
しかしながら、その補助金も審査が長くなっている。
待ちくたびれる。。。
補助額をアップしたなら、申請が増えることは分かっているはず。
審査の人間も増やしたほしい。
難しい審査だから、誰でもいいっていうわけには行かないことは重々承知の上で申し上げる次第。
半年待ち状態はいかがなものか・・・
真剣に考えている方が増えている方が増えている今こそ、耐震化率90%の目標達成にはチャンスな時だと思うが・・・
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