この一年、木造の耐震診断が多い。
耐震診断と言っても実は何種類かあるが、精密診断というやつがちょっと大変で、3人で2時間から3時間くらいかけて行う。
これがあと2人いれば1時間くらいになると思うが、こう多くては、3人か2人が日程を合せる限度である。
屋根裏や床下も入れるところはどこまでも入っていく。
筋交いの向きや厚さ・取り付き方、外壁の下地や素材、間取り、柱の位置、基礎の通りや状態などなど、
梁の掛け方なんかまで見る時がある。(これは最近、制震装置も範疇に入ったから)
やっぱりきついのは、屋根裏と床下である。
ここでも死にそうになったことを書いたことがあるが、ホントにキツイ時はキツイ(>_<)
屋根裏も冬はいいがこれからは、夏は死ぬ。
けっこう、背筋と腹筋を使う。古い家ほど梁のスパンが1間ととんでいるので、そこを渡ろうとすると、体操の吊り輪の水平静止みたいなことになる。想像できるだろうか・・・
夏は50度以上にはなっていると思う・・・耐震診断なので温度は計ったことはないが・・・
その苛酷な状況で思いっきり背筋と腹筋を使う。我慢出来るのは0.5秒くらい・・・トホホ
その間に向こう側の梁に体重移動しなくちゃならない。渡るんじゃなく、ほんのちょっと体重が移ればいい。
首の筋肉も使うときがある。
体重82kgの巨体が、天井裏で水平にブルブル硬直している姿はちょっと気持ち悪い・・・
だから、最近は後続に譲ろうとしている。
新人が入ってきて役目御免となってきているところ^^
教えながらだが、一人より楽になってきた。
だが、床下に潜った新人。実は愚息だが、夜に体中ジンマシンがものすごく出た。
幸い一晩寝たら、おさまったようだが、医者には行ったそうだ。
で、昨日拙も久しぶりに床下に潜った。
そしたら、同じ症状が・・・違う家のはずなのに。
そんなにひどくはないが、右腕のわきの下あたりにボツボツが、かゆい。
冬は屋根裏も床下もそんなにきつくない。これからだ、きつのは・・・
床下も暑さはむしろ温度が低いので過ごしやすいが、虫とこのかゆみが・・・
この原因はシロアリ消毒かもしれないと思っている。
けっこう床下って、皆さんいろんなことやっているから・・・
基礎の割れ目に挟まって動けない・・・なんてこともしょっちゅう・・・
季節の変わり目を人様の家の屋根裏と床下で感じている、風流なやつでございまず・・・ってか
149-93 82.6kg 5128。
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