拙にとって、石巻は特別な土地になっている。
以前は名前は知っていたが、東北のどこなのかよく知らなかった場所だ。
丸2年前、正確には2011年の2月に初めて訪れた。
そう、2011年の2月である。それから1ヶ月後・・・
初めて乗った仙石線が今はない。
3/11の1ヶ月前に訪れたのは、石巻の一つ手前の駅、矢本である。
そこからタクシーに乗って、行った先は石巻赤十字病院。
そこは静かな病院だった。1ヶ月後の喧騒など夢にも思えない。
4月には、床下の泥を撤去する為に床板をはがすボランティアとして、その矢本に立っていた。
泥を救い出すボランティアはたくさんいるが、床板をはがす職人がいないという話を聞き、丸ノコを
もって愚息と二人で出かけていたのだ。
2月の訪問は恩人のお父上のお見舞いだった。
拙の訪問直後に無念ながら亡くなった。ご母堂様とはその時と、ボランティアの時と2回お会いした。
手厚くもてなしていただいた。
それから石巻は特別な土地になったのだ。
あけらか2年か。。。
何が出来たのだろうか。自分ができたことがあるのか。
少しにがい気持ちになる。
今もなお、東北の地で手伝っている人を知っている。
節目とは、思い出させてくれる。気持ちを奮い起こさせてくれる。
今のところはそれに甘じている自分がいる。。。クソ
仕事が地震絡みだということに甘じている自分がいる。。。
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