こばログ

まさか・・・

最後の追い込みをかけている現場で、大変なことが判明した。

かなり古い住宅だが、かれこれ、築４０年以上の木造だが、

和風のいい家だ。

窓もサッシではなく、木のガラス窓。

よく掃除が行き届いているし、大切に使ってきたことがよくわかる。

まだまだ、大丈夫。

普通は、サッシに交換しましょうというところだが、

家の人も気に入っているらしく、サッシにとは言わない。

だから、内装もよくあるビニールクロスにフローリングにはしなかった。

真壁を生かし、和紙と珪藻土の内装、床は土佐から取り寄せた国産無垢杉材の板張りにした。

構造は、昔の建物だから、ちゃんと補強しましたよ。

これでもか、というくらいに、補強しました。

が、しかし、肝心のところに来て、あるはずの基礎がないということが分かった。

えっ？という感じだが、いくら探しても基礎がないのである。

そんなバカな？

最初に解ったのは、桁がないことだった。

上に桁がなく、下に基礎がない。

増築部の肝心要がそうだとすると、いままで、母屋に寄りかかっていたことになる。

これじゃ、大地震時、真っ先にここからつぶれるだろう。

桁は、まあ、ないことも時々あるが、

肝心のところに基礎がないのは、どうにもならない。

設計は、一つじゃないから他に補強個所を持っていくこともあるが、

この場合は、どうしてもここは譲れないところである。

床をはがして、新しく基礎を作るしかない。

言いにくいことではあるが、施主にハッキリと言うしかないから、申し上げた。

幸い、御理解いただいたが、こういうことは、そうあるものではないからして、もうビックリだった。

今からじゃ、どうしても、年越しである。

これも一つの勉強になったが、大工さんはいろいろなことをやってくれるものである。

大河ドラマ

何年ぶり、いや、何十年ぶりにＮＨＫの大河ドラマを見ている。

そう、坂の上の雲だ。

話題になった大河ドラマは数多くあったが、絶対にみなかった。

篤姫だって見なかった。

理由は特別にない。

見る暇がなかっただけである。

それが、坂の上の雲だけは見たい。

前に見ていたのは、黄金の日々であるから、30年くらい前である。

坂も上の雲は、小説で読もうと挑戦したが、途中で挫折した苦い思いがある。

1巻の真ん中くらい秋山兄か弟か覚えていないが、そこから進んでいないので、テレビが印象に残ってしまうだろう。

小説のほうを先にしたかったが、今じゃ手遅れである。

なぜだか、今回だけは、ハマりそうである。

動機善なりや、私心なかりしか

身の処し方として、誠実ということを一番に考えて行動したいと思う。

しかし、これが、なかなか、難しい。

はたして出来ているかどうか・・・・

ついつい、都合のいいほうに考えが流れていってしまう。

自分を正当化する言い訳を考えるのが、得意である。

恥ずかしい限りであるが、

他人に厳しく、自分には緩く・・・

そうなっていないか、気になっているが、たぶんそうなっているのではと思うことがよくある。

立場上、業務命令的と考え、指導するが、はたしてそれが、自分の都合だけで行われていないか・・・

たぶんに、会社としてよかれと思っているのであるが、

これが、個の都合だけで行われていないか、

個と公を別けているか？

そこの精度というか、真摯な気持ちが重要なのである。

お客様に対しても当然であるが、

動機善なりや、私心なかりしか

稲盛さんのお言葉だが、見事である。

商売は、善としなければならない。

商人の売利は、士の禄に同じ

江戸後期の石田梅岩の言葉だそうな。

おそらくどちらも、朱子学というか儒教の流れ・・・

このあたりが、日本独特の文化と思う。

何事にも、道を創る精神が日本文化ではないかと思う。

また、脱線・・・元に戻そう　

部下を持っている人、指導的な立場の人だけではなく、

一人でも後輩がいる人、弟妹がいる人・・・

どうだろうか？・・・

人の模範になっているかどうか、自分の行動言動を省みているだろうか・・・

いやいや、お説教ではないが、拙は出来ていない部分が数多くあるので、

諸貴兄姉氏で、吾こそは、と思う方にご教授いただきたいと思う次第である。

身の処し方、行動言動において、気をつけていること。

行動の規範としていること。

なんなりとお教えいただきたいと思う次第である。

御願い奉り候

朋有り遠方より来る、亦楽しからずや

久しぶりで、古い知り合い会った。

以前は、よく行った近くのスナックから電話をもらったら、懐かしい名前を聞いた。

お顔だけ、ちょっと見て帰ろうと思ったが、ついつい久しぶりに長尻した。

もう60才近いはずだが、ぜんぜん変わっていない。

もしかしたら、拙のほうが、年に見えるかもしれない。

そんなによく話をした人ではないが、紳士なので、話していてすごく感じがいい。

紳士というのはこういう人のことをいうのであろう。

論語の、朋有り・・・の意味とはちょっと違うが、読んだままの印象で気に入った論語の一節であるからして、

標題にしたまでである。

間違ったのをそのまま覚えてしまっているということがあるが、それもまた、由としよう。

赤い靴はいいてた女の子～♪・・・

童謡があるが、異人さんをいい爺さんと思っていた人もかなりあると思う。

それはそれで、由である。

拙としては、古い知り合いが、遠くからきた、その一会がまた、楽しいものだ。

と解釈していた。

それもまた、由としよう。

教育とは・・・

人様に何かを教えるくらい偉くは、当然であるがない。

リフォーム塾や、耐震補助金説明会、そして、先日は、ハウスメンテマスターの講師などたまにするが、

教えるという感覚ではない。

ただ単に、自分の持っている情報、知識を吐き出している。

いわゆるアウトプットしているだけである。

インプット、以前は、こればっかりだった。

10年以上前は色々なセミナーに出かけていって、情報ばかりをあさる様に吸収していた。

情報吸収に飢えていたのだ。

そして、セミナーで得た情報を具現化することに、面白さを感じていた。

それまで、知らなかったことをスポンジが水を吸うように吸収した。

たぶんそんな感じだったと、今思う。

そういう時期があって、今があると思うから、それはそれで通らなければならない通過点だったかもしれない。

ある時から、インプットばかりではダメだと思った。

アウトプットしなければ・・・

じゃ、何をアウトプットするか・・・

出来ることしかできない。

んで、耐震とか、リフォームのこととか、そういった自分の知っていることくらいしか人様の前でお話しできない。

人間の在り方、人間学のようなものもインプットはしてきたつもりだが、

じゃ、それを人様の前で話せるかというと、出来るもんじゃない。

そりゃ、たまに社員さんや職人さんの前で、偉そうなこと言いますよ。

でも、できませんよ、他人様の前では・・・・

自分にできるアウトプット、

それは、普段からやっていること。

拙には、普段の仕事のことしか話せません。

いまでもそうです。いろいろなセミナーに呼ばれたりすることもあるけど、

そこで話すことって、決まっていて、職人倶楽部とかハウスメンテマスターの話くらい。

一般の方向けには、耐震の話とか、リフォームのコツとかの話・・・

これくらいしかない。

世に先生と言われる方がいる。

いろんな先生がいるが、こと、教育者となるとこれは、はたしてどのくらいいるだろうか？

教育というものは、なかなかどうして出来るもんじゃない。

一番身近に、子供の教育がある。

拙にも、愚息と愚娘・・・二人の子供がいる。

これが、なかなか出来ていませんな。教育が・・・

仕事では偉そうなことを言っているが、一番身近な子供に対する教育が出来ていないとなると、

他人様にはいえません。

もしかすると、自分に対する教育が出来ていない・・・？

自分に対する教育とは、自分に厳しくすること。

そりゃそうだろう、自分のやっていることが、全然できていないのに、

他人に何言って、聞いてもらえませんわな。

そのくせ、人を責めるようなことを思ってしまう。

教育が出来ていないとか、なんでわかってもらえないのだろうとか、

自分の都合ばかりで判断している。

自分に対する教育をもっとしなければ、自分を磨くってやつですか。

先ずそれがなきゃ、始まらないのか・・・

自分に対する教育の程度が低い人間ほど、他人に対して、不満を持つのが多いようだ。

だから、拙は教育者ではないということが分かった。

教育者なんて大それたことは初めから思ってもいないが、

もうすこし、他人が自分の思った通りにならないかと思う次第である。

こんなことを思うこと自体が、解っていないということかも・・・

人間的に向上したいと思う反面、出来ていない自分が見える。

出来ていることから、教えるということも大事なことかもしれない。

そうか！自分で出来ていることを教えていけばいいのか。

うんうん、これって開眼かも・・・

おっと、開眼も何回繰り返してきたことか・・・

やばい・・・

と思っているわけではないが、照れ隠しである。

というのは、昨日あたりからだが、なんだか急に、湧いてきた。

なんでだろう？

思い当たることは何もない。

昨日は、シェアハウスを経営している一級建築士のＫ藤さんという人と会って話をした。

この話が拙には、とっても参考になったのだが、会う前から、湧いてきたから、

これは理由にはならない。

そのシェアハウスには、現在20代～40代の男女9人が住んでいる。

男女同じくらいの数だという・・

お風呂は一つ、洗面所が二つだったか、トイレは二つだという・・

簡単に言っちゃえば、昔の下宿という感じだろう。でも、食事は自分たちでというものらしい。

小田急生田に近い閑静な住宅街の大きな家を借りうけて、

家賃が大変だと仰っていた。

そうだろうな～・・・とても拙には出来ない。

若い人の教育係みたいなことをやっている。

ＬＬＰ職人倶楽部よこはまの小野代表と一緒にお会いしたが、

日本人、特に日本の若者論を小野さんが、激論していたが、

拙と頷いて聴いていたから、Ｋ藤さんも熱い人のようだ。

自分のやりたいことを勇気を持ってやっている。

それが、日本の為、社会の為と真剣に思って行動している姿に、

美しいと思った。

http://www.hituji.jp/comret/tankentai/archives/519

安部元総理のスローガン、美しい日本。よかったのになぁ～・・・もう少し長くやっていればと思う。

　

話が脱線。元に戻そう。

そうそう、湧いてきた話だ。

何が湧いてきたかというと、感謝の心・・・よ・・・・

今、吹き出したのがわかった。

いやいや、拙も自分でそう思うから別に、笑いたければどうぞどうぞ・・・

なんだか分からないが、急にである。

車を運転していたら、出てきたのである。

いやいや、事故の話じゃない・・・

事故ってはいないから大丈夫。

そうじゃなくて、気持の中に、いや、奥のほうかな・・・？

そうじゃない、フッと湧いてきたという感覚である。

なんだか、全てがありがたく思えてきた・・・・っえ？？？

前兆はない。

湧いてきたのである。・・・・言いすぎ

正直ヤバイと思った。・・・ホントﾀﾞﾈ

どちらかというと、拙の生きているエネルギーは、何かに対する怒りだった。

今までは・・・

それが、なんだか最近急に、丸くなってきたのか、感謝なんてこと口走るようになっちゃって・・・

どうもおかしい・・

これじゃいけないと思う反面、そっちのほうがいいと思っている節がある。

気持の思うまま、行ってみよう。

何が原因か不思議だが、そんなに悪い事でもなさそうだから、

湧いてきたんだから、しょうがない。

そっちのほうに、歩いてみようか・・・

でも、そんなに変わるものでもないから、期待はしないでね。

そりゃそうだ、変わるわけない。

五十肩3 治った？

今朝起きたら、治っている。

すこし、違和感があるが、全然違う。

ほおっておいたら治る、は現実だった。

不思議な感じがするが、本当だった。

たぶん、昨日のモチツキがよかったのかもしれないと思う。

そう、12月13日（日）は昨年から行っているモチツキ大会。

懐かしい顔がみれるし、1年ぶりにみる顔もある。

来てくれることが、本当にうれしい限りだ。

元気そうな笑顔を見ることができる、幸せを実感した。

日本の師走の風物詩であったモチツキ・・・

最近は、簡単にみられなくなっている。

拙の家でも、昔は必ず行っていたのだが、やっぱり、やらなくなって40年以上は経っていた。

困ったのが、だれが、合いの手を務めるかだ。

合いの手を出来る人がいない。そこで白羽の矢が立ったのが、拙のおふくろ。

これがまた、元気印で困ったもんだが、こういうときは役に立つ。

社員の間から出てきたアイデアだが、拙としてもやりたかったことだから、昨年から始めた。

背中に職の字をあしらった半天でつく餅を振る舞い餅として、ご縁のある方に食べていただく。

なかなかおつなもんです。

そんなことを一所懸命にやっていたら、五十肩が治っていたという次第。

その前のゴルフも効いたのかもしれない・・・

ボーリングから始まったのが、長引いていたが、よかったよかった

やってきた～

今朝起きたら、背中が痛い。

そう、水曜日のゴルフの筋肉痛がやっと来た。

そう、素晴らしいスコアで優勝までした、年一のゴルフの筋肉痛である。

やっぱり来ちゃった・・・

三日遅れの便りを乗せ～て～

今回は、五十肩で、そ～っと、そ～っと、クラブを振ったから筋肉痛はないとふんでいた。

敵はそんなに甘くない。

今朝起きようとしたら、背中が痛くてパンパンに張っている。

手のほうは、全く何でもない。

背中だけである。

ということは、背筋を使って、手振りにはなっていなかったということの証でもあるのだ。

で、今日がこれまた、モチツキ大会である。

たぶんこれも、背筋を使う種目だろう・・・・

杵が持ち上がるかが問題である。

背筋を使わず、かばって、手だけで持ち上げようとすると、手に負担がくる。

こう見えても、むかしむかし、一応、大学は体育学科なので、知ったかぶりしておこう。

あっ、五十肩だった・・・

今回、餅をツクのは、若いもんに任せておこう・・・ﾅﾝﾁｬｯﾃおじさん

もうひとつ、忘年会

今年は、知り合いが、2人建築士試験に挑戦したが、見事に・・・

落ちちゃった・・・残念。

毎年厳しくなってきているようである。

2級建築士だが、今年の図面問題は、ＲＣ（鉄筋コンクリート構造）3階建てだった。

通年では、木造の試験より比較的簡単というのが定説になっていた。

ところが、今回は非常に難しいらしい・・・

昨日、その落ちたＳ君に偶然電話したら、落ち込んでいたので、慰めるつもりで、一席を設けた。

残念会件、忘年会件、慰め会件、いじり会をいつもの焼き鳥屋でやってあげた。

前に、合った時には、自信満々で受かると思っていたから、興味もあった。

残念会だから、その理由を、うんうん頷いて聞いていたが、

だんだん、例のぐちゃぐちゃが始まってきた・・・

あまりにも、理路整然とぐちゃぐちゃ言い訳が続く。

いじり会でもあるから、なんだか講師みたいじゃん、なんで落ちちゃったの？って言ってやった。

グフフフフ・・相変わらずキッツイッスね～

知る人ぞ知る、Ｓ・Ｙ君である。

来年受からないと、また学科からじゃん・・・と追い打ちかける。

黙ってしまった。

ちょっときつかったかな～と思ったけど、

言っていることが、あまりにも理路整然としている・・・

でも、何を言いたいのか解らない・・・

要するに、ぐちゃぐちゃなのである。

でも、Ｓ・Ｙ君、来年は合格するでしょう。

その前に、そのぐちゃぐちゃ癖は直そうね。

 

五十肩2

実は、まだ続いている。

だんだんひどくなっている感じがする五十肩。

先輩諸氏のツワモノは、高層クレーンの上で、落ちたら終わりという状況で、無理やり作業したら治ったとか、

毎日、無理やりグルグル回した、ボキボキ音がするくらい回したら治ったとか、

まあ、拙にはとても参考にならないことを言う。

意気地なしには到底できるわけもなく、

知らないうちに治るよ・・・とい言葉のほうを信じて、なんとなくほっといている状態なのである。

で、で、で、先日の年1回のゴルフコンペを迎えた次第である。

今回はどうしても参加しないと、名簿から、名前がなくなっちゃう。

とてもゴルフどころじゃないのだが、

まあ、年一なら、サムシンググレート様も許してくれるだろうと、参加した。

唯一の心配は、ちゃんとクラブが触れるのか？である。

一緒に回るメンバーに迷惑にならないように出来るか・・・

チョロばかりじゃ申し訳ない・・・

そんな気持だった・・・正直言って。

ドライバーも、実は、5か月前にゴルフなんとかというショップで買った安物。

初めて使う代物だ。

こんな、最低の状況で、ティーショット・・・

これがなんと、見事に230ヤード先のちょっとラフにかかったが、右寄りのいいところ！

なんだか、力が入っていない分だけキレイに当たったのである。

皆さん、ほんとなんです！嘘じゃない、信じてもらえないかもしれないけど、

ホントのホント・・・

なんと、前半のハーフ、39が出た！

年1回、五十肩、使うのが、初めてのクラブ・・・

で、39・・・・・・こんなことってあり！？

ゴルフをやらない人には、ハーフ３０台のすごさがいまいち伝わらないと思うが、

やっている人には、ビックリなんてものじゃない。

ずぶの素人が、ダルビッシュの球を、ヒットするくらいの事・・・

まあ、まぐれ中のまぐれ。

昔かなりやってたんじゃない？

確かに、やっていました。

でも、シングルプレイヤーまでは行かなかったよ。

それでも、凝り性だからやっていたことには間違いないが、

50もたたくし、普通のプレイヤーなのです。

後半は、やっぱり、というか、それでもというか、47。

トータル86・・・・立派なものでしょ。

ハンデ18だから、ネット68で断トツの優勝というわけ。

年に１回しか来なくて、五十肩で、痛ぇ～痛ぇ～言って、３０台出すなんて、

で、優勝？・・・ふざけんなって声が聞こえます。

おまけに、ドラコン賞までとっちゃった。

ゴルフ開眼しました・・・ｷｯﾊﾟﾘ

ゴルフをなめはじめててきているのが、わかる今日この頃です。