減築

なんか話ばかりが、いっぱい来ている。

んんん、失礼・・・話ばかりとは、不謹慎であった。

ご相談いただいている案件が非常に多い。

それも、普通のリフォームではない。

もちろん、耐震がらみなのだが、単純に、耐震補強だけのご相談ではない。

一つ例をあげると、減築もある。

ニュース的には、最近多くなってきたという減築。

30代で家を持ち、数年で家族が増え、増築する。

20年、30年、40年経つと今度は、一人減り、二人減り、三人減り、今はこんな広い家に二人だけ、一人だけ。という方。

心当たりの方は多いだろう。

なので、掃除が大変という話もよく聞く。

使っている部屋は、一つか二つ。

あとは、クローゼットというと聞こえはいいが、物置代わり。

たまに来る子供たちの荷物がいっぱい。

出て行った子供たちも、自分の家にはそんなものを置くスペースなんかないので、実家を物置にしている。

孫の顔を見せにいくことを手形に、ちゃっかり勘弁してもらっている。

なんて・・・・あなたのことですよ

思い切って減築する。なんて話がないのは、こんな事情が多いだろう。

だから、現実に減築のご相談はそうそう多くない。

この案件、実は、減築に補助金が使えないかという事なのである。

結論から言おう。使えます。

全ての減築に補助金が使えるかというと、ある程度の条件がいる。

今回の案件については、使える。

耐震補助金150万円使って、2階建てを平屋に減築する。

ということは、減築が耐震補強になるのか？とお思いであろう。

答は、なるのである。

２階屋の耐震強度の計算式と平屋の計算式の違いで、耐震強度は、平屋のほうが地震に対して強い。

拙としては、この点を耐震補強として訴えたい。

面白いとは思わないだろうか・・・