今の木造住宅における耐震診断の基準は、よく考えられている。
昔の診断から比べるとかなり良くできている。
壁倍率、床倍率は品確法からヒントを得ているのだろう。
ヒントというか、品確法と耐震改修促進法は双子のような感じがする。
お互いに繋がっていて、相互関係がある。
壁倍率と床倍率は同じ数値を使っいるのだから、当然と言えば当然。
建築基準法だけじゃなく、品確法、もっというと性能表示をふだんから使ったほうがよい。
性能表示を標準基準にするくらいじゃなきゃいけないと思う。
大手はすでにそうだろう。ここが大手と零細の設計力の差なのだ。
設計力というより、丁寧さとでも言おうか・・・
得意の話が脱線。
壁倍率と床倍率を話そうとしたのだ。
まず壁倍率だが、品確法では当然新築だから、耐力としては低減が起こるはずはない。×1.0である。
耐震改修促進法では、古い基準との関係で、×0.9とか、×0.8とかいくらかの低減をしなくちゃならない。
現行法、いわゆる告示1460号(金物基準)と簡単に言っておこう。
これと比べて、いくらかの低減をしなくちゃならない。
これでもってあの一般診断や精密診断だけじゃなく、その1とか2とか・・・
さらに方法1とか2とかをつくってきた。
すごいもんだ・・・何を言ってるのか解らないかもしれないが、そういう筆者もそんなに詳しくは、まだまだなのだが・・・
それにしても、面白いもんだ^^
昔の計算方法と全然違う発想に、思わず微笑んでしまう^^
それにしても昔の計算方法もあの坂本先生がおつくりになったし、今回の耐震改修促進法による計算方法も坂本先生がリーダーでやったものなのだ。
同じ先生でこんなにも違うのか。。。
それにしても、品確法のほうがすこし早く施行されたから、あの壁倍率や床倍率の計算方法や性能表示の計算方法は一体だれが作ったのか・・・
ホントにすごいもんだとつくづく思う。
使うのは誰でもできるが、作るのはホントにスゴイ。
先日、山辺先生の講義を拝聴したが、すごいもんだとつくづく思った。
構造の専門家にはすごい人がいる。
ポリテクで3人ほどの先生にお会いしたが、どの方も素晴らしい・・・
面白い、とにかく面白い・・・
何を言っていいのかわからないくらいに。
読者は余計に解らないだろう・・・
いつものことだが・・・チャンチャン
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