うちのお客様の多くは、シニア世代で、住み慣れた我が家に住み続けると決めた人達、といった。
実はもうひとつある。
住宅1次取得者である。
この人たちを分析してみると、
35才~40才で、新築ではなく、中古を自分らしくリフォームしたいと思っている人達である。
こんな人増えている。
先日も以前に、実家のリノベーションのご相談を受けた方から電話があった。
そのリノベーションは見積もりどまりだったので、他社でされたのかと思いきや、さにあらず。
実家のリノベーションは、結局行わなかったのだ。
で、近くに中古物件を買ったという。
そのリノベーションの相談だった。
相見積だったが、決め手は既存住宅流通活性化等事業の補助金を使えるということ。
これはけっこうデカイ・・・何しろ100万円の補助金が使える。
100万円の中には、条件として、リフォームの瑕疵担保保険への加入がある。
リフォーム瑕疵担保保険は、住宅履歴を提出しなくちゃならないので、瑕疵担保と住宅履歴の二つが条件、これに約20万円ほどかかるので、実質80万円くらいの減額は出来る。
700万円のリフォームが620万円になるのは大きい。
流通活性化の補助金がうまく使えたのはよかったが、この申請がまたややっこしい・・・
話を戻すと、
この方のように、新築ではなく中古をリフォームして取得する。
今までは何が何でも、マイホームを買うんだったら、新築だ~と思い込んでいた年代ではない。
また、新築まで手が届かないから中古住宅っていうのでもない。
はじめから、中古狙いなのである。
新築なんて、ましてや建売なんてどれもみな同じじゃん・・・という。
今、中古が新しい・・・
チューコがいい!
ひと昔前までは考えられない・・・
これは、古着が売れた時代を若い頃から経験してきた年代のなせる技かもしれない。
古着はその昔、お下がりと言って、さんざん着せられた人たちには受け入れられないものだった。
これが50才代までである。
ところが40才代以下は、古着がプレミアを持つようになった。
この感覚に若いころから慣れている人達に中古住宅のほうが魅力的に映っている。
中には昭和の匂いがいいという若者もいる。
もちろん構造、耐震性が気になるようだ。
この話は後日に・・・・
コメント