最近の相談、もちろん住まいに関することだが、リフォームか建替かのような大きな話が多い。
もちろん、メンテナンスを含めいろんな相談があるが、ここんとこ、相談の大型化が顕著である。
これはただ単に、建物のことではない。生き方の問題と受け止めている。
弊社のご相談の多くは、年齢層から言うと、圧倒的に60歳以上が多い。
というか、ほとんどがそうである。
で、リフォームしようかどうか、この家がリフォームしてももたないのなら、建て替えるか・・・
これは今後の人生の問題である。どう生きていくかの問題である。
そんな大きな問題に、簡単に、ハイそうですか・・・と見積するだけでいいのだろうか・・・
余計なお世話かもしれない・・・
知りたいのは金額で、あとどうするかはこっちの問題。と言われりゃ、それはそうだ。ごもっとも。
けっして、商売ができりゃいいわけじゃない・・・そりゃ、商売になればそれは商売だから、越したことはない。
でも、選択肢はお客様、ここではまず、相談者にある。
我々もいろんな引き出しから、これもあれもあるいろんな引き出しから、これがいいいかあれがいいかと悩む。
だから、根ほり葉ほりいろんなことを聞く。
聞かなきゃ、トンチンカンな答えを出しても的外れになっちゃう。
その相談者が、これからの人生で、自分で選択できるような、そんな提案を出そうと・・・
建替かリフォームかの判断も、いくらプロとしても、極力主観が入らない方法をとる。
公的な基準があるが、それに照らし合わせることにしている。
それでも微妙なところは、長年の経験を語る。
いろんな角度から見て、相談者のこれからの人生にとって、的確な判断ができるような題材としての提案を心がけている。
いろんなケースがあるから、一概に言えないが、気がむいたら、それぞれのケースでまた触れていくことにしよう・・・
今日はこのへんで。
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