耐震診断というと、建築士なら誰でも出来るもんだと思っている節が一般にはある。
もっと言うと、一級建築士ならわかって当たり前、相談しても大丈夫と思ってしまう。
そりゃそうだろう、なってたって一級なんだから・・
わかって当たり前、という言葉の表現が引っかかる・・・そのとおり!細かところによく気が付きました^^
耐震診断、言葉としては専門家ならわかっている。
この専門家という表現がまた細かいところなのだ。
・・・やけに今日は突っかかるなぁ~・・・
腹に一物を置いたような表現はこのくらいにして・・・
木造住宅の耐震が今月に入ってから、けっこう流行っている。
防災月間だからか、テレビでも盛んに大地震が来るようなことを言っている。
おそらく近いうちに来るような予感もする・・・確かに備えあれば憂いなしだろう。
それが、どこに相談すれば良いのか・・・誰に相談すれば良いのか・・・ココが問題である。
一言で耐震診断と言っても、奥が深い。
専門家と言ったが、それがあまりいないのが現状のようだ・・・どうしてもそう言わざるを得ない・・・
ハッキリ言って、一級建築士だからと言ってわかっているとは限らない。
耐震というと苦手な人が多いのが事実である。ましてや木造は。
悪いのは、それでいて解った振りをする奴が・・・ほとんどである。
そりゃ一応、建築士だし、一級だからとこちらも専門的な話をするが、どこまでわかっているのか、はなはだ疑問?ということが最近よくある。
考えれば考えるほどむかつく・・・
そこは大人の態度でグッと・・・そして、論理的に話を進める。
一般診断と精密診断とありまして、横浜市で補助金申請をする場合は精密診断法による設計が条件でして・・・
さらに横浜市独特のやりかたがありまして、N値が10KN以上の場合は、引き抜き力に低減率を掛けて計算するのではなく、ツイン基礎として、鉄筋基礎を既存基礎に抱かせるやり方で、低減率を掛けないで行う施工法を推奨してます・・・
ああああぁぁぁ・・・それで、営業的にはどうやってるんですか?
・・・ふざけんな・・・てな感じでしょ・・
どこが一級のなんとか士なんだ???
で、で、そういうこともあり、昨日はお世話になっているポリテクセンターの渋谷先生が訪問してくださり、いろいろ話し合ううちに、耐震についてセミナーをやろうということに・・・
一般向けの耐震説明会はもうすでに40回以上やってきているが、専門家向けのセミナーは初めてになる。
拙一人じゃ心もとないので、知っている人といろいろコラボしてできればいいなと・・・
耳が痛いです♪
投稿情報: 仙波 | 2011年9 月19日 (月) 20:00
おおおおおお久しぶりですね~~~仙波さん^^
セミナーはお盛んですか?
投稿情報: こば | 2011年9 月19日 (月) 21:39
今は現場で修行の身なので、年に1.2回程度ですよ♪
投稿情報: 仙波 | 2011年10 月17日 (月) 20:14