自然素材を扱っている建築屋はごまんとある。
聞くと、全ての業者がコダワッていると話す。
水を向けると、際限なく得意になってしゃべりだすところも少なくない。
オイラもその中の一つにすぎない。
さらに皆一様に、健康を振りかざす。
健康に良い、環境に良いという。
そんなにいいものなら、みんなに広げるべきと考えるのは、
この業界では異端児である。
健康素材にコダワッている業者は、皆一様に、自分のところが一番と言わんばかりだ。
なぜ、健康とか、環境とかを競わなくちゃいけないのか?
世の中、健康とか環境を商売の道具に使っていいのだろうか?
しかし、歴然とした事実である。
今、健康大ブームである。環境も追い付け追い越せのビジネスになっている。
皆、オイラも、商売の道具として、健康や環境問題をとらえている。
先日、稲毛に行って、そんな自分が見えてきました。
いいものを提供しているという自負が、ちっちゃい自負だったことを思い知らされました。
田中優という男、ちょっとすごいかもしれません。
本気で、環境に取り組んでいます。
それが、小さな力かもしれないが、日本を世の中を変えるかもしれません。
経済構造から変わる可能性を、”天然住宅”に感じました。
「うちだけ、いいものをつかっているよ」という会社は本物ではないように思えてきました。
儲けを考えたら、広まらない。と彼は言うのです。
だから、非営利の一般社団法人とした。というのです。
一途な想いに触れて、触発されたような気分です。
百一匹目の猿はオイラかも・・・
いや、読者貴兄姉にも猿になってもらわねばならないかもしれません。
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