最近特に、This is it これだ。
よく忘れる。
今、言ったことも、違うことをするともう忘れている。
この傾向は、若い時から確かにあったが、最近特にひどい。
やっぱりあれかな・・・
脳の経年劣化というやつか。
拙は、仕事柄、よくこの言葉を使う。
経年劣化。
住宅の場合、これはしょうがない。
なので、計画的にメンテナンスが必要である。
200年住宅が叫ばれているが、何もしないで、200年も持つわけもなく、ちゃんとしたメンテナンスや、設備等の入れ替えが必要だ。
スケルトン・インフィルという考えは、スケルトン=構造はメンテナンスをして200年持つように、インフィル=内装は自由に変えられる。との発想を持とうということらしい。
こと、住宅の経年劣化にかかわらず、いろんな相談事が毎日寄せられるが、
解らないこと、答えられないことがなくなってきた。
そう、ほとんどの相談にこたえている。
これは、経年の劣化ではなく、良化とでも言うのだろうか・・・
25年もやっていると、自分でやらなかったことでも、経験したと錯覚するくらい、解ってしまうことがある。なんだろう?
先日も、原子力発電所をつくってきたという設計士から相談があった。
木造のことが全然わからないので、自分家のことで相談に乗ってほしいという依頼だ。
この業界だけでなく、専門専門でやっていることが違うので、素人並みである。
「これが、筋交いのマークですか?」いやいや、確かに1級建築士である。
そんなものである。
話は、原子力発電所の構造になった。
木造の構造とは、全く違う。
お互い構造の話になると、それぞれ専門だけに面白い。話がはずむ。
岩盤直に、6.5mの耐圧盤のコンクリート打つそうである。すごい!
マスコンクリートといって、ただやみくもにコンクリートを打っていいもんじゃ、もちろんない。
なんと、プラントづくりから始めるという。
マスコンクリートって、そんな大規模な量はやったことがない。
でも、そんな管理のことをやったことあるかのように知っている。
話がはずむ。
それぞれ、分野が違うがたまに、こういう相談もしゃべり甲斐があって楽しかった。
話は、経年劣化だった?
話が続かなくなってしまった・・・
また忘れてしまった・・・・
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