昨日は、瀬谷公会堂にて説明会を行った。
ここ数年行っている横浜市の耐震改修の補助金説明会である。
チリの大地震で、日本にまで津波がきた・・・
考えたら大変なことである。
太平洋を越えて波が押し寄せるなんて、すごいと思いませんか・・・
50年前にもチリからの津波で死者が出るような騒ぎになった。
今回は、予報で電車までストップした。
結局、宮城県で牡蠣の養殖に被害があったが、死者が出るような大被害はなかった。
まあ、なによりである。
そんなタイミングでの説明会であったので、関心があると思いきや・・・
聞きに来る人数が非常に少ない。
先日2月28日に神奈川公会堂で行った時は、20名以上の方が来た。
今回瀬谷区では、6名だった。
瀬谷区の人はのんびりしている人が多いのか、地震対策に関心がないのか、
それとも、補助金なんて行政から頂かなくとも結構、と思っていらっしゃるのか・・・
でも、150万円である・・・
補助金とは、融資と違うんだから、返さなくっていいもの。もらえるもの。
反応が少ないのが不思議なところなのである。
横浜市の補助金であるからして、当然行政庁の予算がある。
で、以前に市に聞いてみた。いくら、耐震補助金の予算があるの?
答は、300棟分です・・・という。
150万円×300棟なのだそうな。
それが、毎年200棟前後しか、その予算が使われていないそうな。
えええええええええええ~、そうなの???
そうなんです。もっと使って下さいよ~ て、市の担当者が宣った。
それじゃ~ヨッシャ~!って始めたのが、耐震補助金利用説明会なのである。
それにもまして、今年度分は200棟もいかないのである。
なぜそんなことが解かるのかって、だて、拙が今申請を出している一番最近の案件が132番目だから・・・
細かいことを言うと解かってしまうので言いませんが、ということは、今年度は3月までで締め。
この時期で132番目ということは、もうあといくらも申請できないだろうから、今年の補助金申込は150件くらいが関の山。
例年にもまして少ないのである。
昭和56年5月以前の建物が対象なので、もう建替えとかして耐震補助金なんて必要なくなってしまったのか?
数が少なくなってきたからということか・・・
いや違うな~、築30年ではあるがまだまだ古い住宅はたくさんあるもんな~・・・
横浜市の人は、補助金なんて興味がないのか?
なんだかそう思っちゃう節もある。
全国的に見ても横浜というと所得が高い地域ではあるので、プライドも高いのかも・・・
先日の神奈川公会堂の聴講者方は、結構そんな補助金知らないという方もいたようだし・・・
知っていても、業界的に業者が補助金を使いたがらない向きもある。
ま、いろいろな問題があって、耐震補強が進まない・・・
この問題、もうすこしよ~く見ていく必要があろう。
ちょっと長くなったので明日にでも書こう・・・
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