一昨日の土曜日は、泉区公会堂で耐震補助金説明会を開催した。
今回は定員の20名を超えたので一部の方をお断りになる事になり大変恐縮している。
それにしても、定員超えすることがあまりないのだが、最近、超え始めることが多くなってきた。
3月に行った神奈川区公会堂でもそうだった。
各区公会堂やかながわ県民センターで行っているが、だんだんと広がりを見せ始めているのかもしれない。
泉区公会堂では初めてだったが、工務店の方まで、話を聞きたいと参加された。
そうなるとこちらも俄然、話に力が入る。
いつもより熱が帯びてきて、質問タイムを入れると予定より30分オーバーになってしまった。
しかし、聴講者の方も半数以上は残って熱心に、他人の質問までよく聞いていた。
拙の講師振りも板についてきたのか、最後は、スタンディングオベーションをいただいた。
これにはちょっとばかりビックリした。
・・・少しばかり鼻が高くなってんじゃないの~・・・小鼻が脹らんで・・・
いやいやそんなことは・・・・・・・ない。
ていうか、まさか拍手で終わるなんて思ってもいなかった。
一番拍手してくれていた聴講者がいたが、これがまた面白い。
その方、実は予約なしで来られた。
席が空いている時は、どうぞどうぞとなるのだが、今回はそういう訳にはいかなかった。
満席で予約時点で断っていたからである。ちょっと困った・・・
予約しても来ない人もいるから、待ちますかと言ったら、「これは民間か?」ときた・・・
「横浜市じゃないんだ?」とさらに追い打ちみたいに問うてきた・・・
「民間ですよ。市主催ではないですよ。待ちますか?もしかしたら座れないかもしれません。どうしますか?」
「待っていいなら、待ってみるか。」
「わかりました。それじゃ座れるかどうか解かりませんが、お待ちください。」
こういう時に限って、時間前に予約した全員が来た。
せっかくだから、一番後ろの一番端っこに何とか席を作って座ってもらった。
説明会もフィナーレ・・・
その方も積極的に質問してこられた。その態度が非常に紳士的だったので、こちらも感激した。
多分初めは、怪しいと思われていたと思う。それはこの手の説明会ではいつものことである。
それが、主旨や想いをご理解いただいたのだろう。質問タイムで終了だが、真っ先にスタンディングオベーションしてくれたのが、その方だった。
こんなことって初めてである。いや、リフォーム塾の時にはあったかもしれない。
しかし、この説明会に限ってそんなことにはなるはずもなく、意外だったので、記事にする気になったまでである。
コメント