第2回のハウスメンテマスター3級試験が6月の27日に行った。
その合格発表が8月20日に行われた。
41名の方が合格した。高い合格率である。
採点をしてて感じたことは、よく勉強しているなぁ~ってこと。
満点の方はいなかったが、素晴らしい出来である。
ちょっと簡単だったかな~・・・
1回目、2回目と合格率が高いので、やはりだんだんと難易度は上げていくことになろう。
というか、もっと広範囲になろう。
触れておきたいことがたくさんある。
もっともっと、住まいのメンテナンスとしてやってほしいと思うことがたくさんある。
勝手な個人的な意見であるが、この資格はこの想いからスタートした。
もう少し早く言ってくれれば、こんな大げさなことにならないのに・・・
リフォームの現場ではよく思うのである。
そして、これは良くないな~と思うこともある。
手を掛けることが逆に建物にとって、悪くしていることもある。
いわゆる間違った情報というやつである。
これはインターネットをあまりにも信じすぎることが影響しているのかもしれない。
もともと、ハウスメンテマスターを考え出したのは、こんな単純なことだった。
我々プロの持っている知識やちょっとした技術を公開しよう、教えよう・・・
聞きたいと思ってくれる人はきっといるはずだ・・・
それが、役に立つことになるはず・・・
そして、職人も他人に教えることにより、社会的にもっと認められることになるだろう・・・
職人にとっても励みになるはず・・・
我々も社会的信用がつくはず・・・
そして、その知識、技術を判定し、資格とする。
それも励みとなる。
中には、その技術を地域の人に還元しようとする人も出てくるはず・・・
事実、出てきたのだ。
地域の中では、ちょっとしたことをどこに頼めばいいのか・・・と困っている人たちがたくさんいる。
高齢化問題は、電球一つの交換という切実な問題である。これを誰に頼めばいいのか・・・
ハウスメンテマスターとして、正しい知識、技術を身につけて、地域社会に貢献してほしい・・・
・・・動き出した。
1回、2回と検定試験が行われた。
受験者の多くは、よかったという。
これからもっともっと底辺を広げて、そして、2級資格、1級資格に向けて充実していく。
実はハウスメンテマスターの真の姿は、2級にあると思っている。
今年の冬に、2級が行われる。
2級資格は3級と同じ訳にはいかないだろう。
学科試験と実技試験がある。
ちょっとばかり難しいが、基本的には、住まいのメンテナンス知識技術を身につけてほしいということだ。
今後、資格試験のみならず、講習にも力を入れていきたい。
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