よく、こんな相談がある。
建て替えるのがいいのか、リフォームがいいのか、どっちがいいか?
そんな言葉の後には、必ず、この家があと何年持つのか・・・
もしリフォームしても、すぐにダメになってしまうんじゃしょうがないし・・・
それだったら、建て替えしたほうがいいし・・・
プロに聞いて、持つんだったらリフォームでもいいし・・・
この手のご相談者は、60才台の方が圧倒的に多い。
人生最後の普請をどうしたらいいのか悩んでいるのだろう。
それと、まだまだ体力のあるうちにしておこうという考えもある。
この家が持つかどうか・・・こんなご相談にはある基準が一つの判断材料になるのかもしれない。
ある基準とは、フラット35適合証明である。
フラット35をごぞんじだろうか?すこしご説明しよう。
これは昔の住宅金融公庫・・・今はその名を住宅支援機構と換え、一般直接融資をやめ、直接は特殊な融資だけにしたが、住宅の長期ローンとしてフラット35なる銀行経由の融資を行ったいる政府系金融機関である。
このフラット35、35年間固定金利のフラット返済である。実はここ10年、15年はあまり使われてこなかったが、昨年あたりから、めちゃくちゃ使われている。
なぜか?金利がものすごく安くなっている。先月なんか2.3%くらいだった。
さらに、フラット35にSタイプというのがあるが、これにすると向こう10年間は、さらに1%引きで使えるというのだから、とんでもないダンピングである。
一般の銀行さんの住宅ローンよりメリットはある。
これは新築住宅の場合であるが、実は、このフラット、中古住宅購入時でも使える。
中古ならなんでもフラットが使えるかというとそうではない。
そう、フラット適合基準証明書なるものが必要なのだ。
この適合基準が何かはここでは割愛するが、要するに中古住宅でも、35年もの長期ローンが組めるくらい持つかどうかが判断基準と言ってもいい。
住宅支援機構でその基準を設けているということである。
ここで先ほどの話に戻そう。
この家があと何年持つかどうか・・・それによってリフォームしようか建て替えようか・・の話である。
プロであっても持ちますよとか、持ちませんよなどと一概に言えない・・・これが正直なところである。
明らかに持たない家を、ご本人がリフォームかどうかと悩まないだろうから、バラックのような安普請はそこの悩みにもならないということが前提だが、
この適合証明の基準なんかは、一つの目安になろうと筆者は思うのである。
要するに、35年のローンが組める基準に適合するかどうか・・・これは解りやすい一つの答えなのではないだろうか。
その基準は政府系金融機関である住宅支援機構の基準であるからして、その信頼度は高いと言える。
もちろんリフォーム資金としては、このフラットは使えない。
リフォームローンではなく、あくまでも中古住宅を購入する場合にのみ使える住宅ローンである。
しかし、その判断基準にはなるのではないだろうか。あくまでも一つの基準である。
じゃ、その基準で見てもらおうか・・・
といってもその基準がなかなかどうして、適合証明技術者の資格がいるので、探してもいないのがどうも現実のようだ。
また、いたとしても、先ほども言ったが、ここ10年15年あまり使われていなかったので、ましてや中古住宅の適合証明はまだまだ使われていないのが現状である。
まずもって、現実にはなかなか探しても難しい・・・
じゃ、なんでそんなこと言うの?・・・へ、へ、へ、そうである。
そこがミソ・・・おいらがその適合証明技術者なんだ。へっへっへっ・・・
なんだただの自慢話か・・へっ・・・
いや、そうじゃなくて・・・そんな基準もあるよってことで・・・(~_~;)
ながながと小難しいことを言ってきたが、・・・このブログの特徴ということで、御勘弁・・・
建て替えかリフォームかでお悩みの方への一つの判断基準として、適合証明なるものもあるよって事をお伝えしたかっただけでごじゃる・・・
なんだか最後は、まとまりがなくなってきた・・・・チャンチャン
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