人としての器というものがある。
形というからには大きいもの、小さなもの・・・
深く細いもの、浅く平べったいもの・・・
丸いもの、角張ったもの・・・
矩形、いびつなもの・・・
シンメトリーがあったり、和風よろしくなんとなく趣があったり・・・
千差万別とはこのことである。
いろんな形があるが、そこに水を入れてみると容積が分かる。
その容積が器の大きさと言ってもいいだろう。
間口を大きくして水を溜めるのか、それとも深くして水を溜めるのか、そこが問題だ。
筆者は後者のほうかもしれない。
若い時は、器用に何でも出来たと思う。
ずっとそう思ってきた。そう、つい最近まで・・
でも、ちがうなと・・・
あまり器用なほうではないようである。
いろんな人とお付き合いし、経験を積んでくると解かる。
器の大きさというものが・・・
間口が狭くてもいい、深く、それでいて味のあるそんな器でありたい。
人によって様々である・・・
そこがまた楽しい。
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