武田鉄也の歌に、「思えば遠くへ来たもんだ」というのがある。
歌ったことはないし、歌詞もよく知らない。
ただこのタイトルがなぜか、いつも心のどこかに残っている。
思えば遠くへ来たもんだ。この先どこまで行くのやら・・・
52歳になった。
親が52年前に産んでくれた。
親になって、親の気持ちが分かると言う。
確かに・・・
52年前、父母はどう思ったのか・・・
それを思うと、熱いものがこみ上げてくる。
この歳になると誕生日は、自分のことを祝うのではなく、親に感謝するのが本当なのだろう。
若い親が子供の誕生を喜んだ・・・
そして、いい人間になれと育ててくれた。
自分も親になると解かるが、未熟なものが育てるのだから、完璧なんてありえない。
でも、一生懸命に育てる。それが、いつしか解かる時が来る。
この世に生まれたこと自体、奇跡かもしれない。
親の親、そのまた親、二人の親をどんどんさかのぼっていく・・・
そのふた親のどちらか一人でも欠けていたら、自分はこの世にいないのである。
不思議なもんだ。
何世代も前にさかのぼるとしたら、一体どのくらいの親たちがいたのか・・・・
その限りなく、途方もない人たちの、その末裔が自分である。
そんな凄いことが、当り前のように生きている。
誕生日とは、自分で自分の奇跡に思いをはせ、親たちの想いを感じるものかもしれない。
そして、子孫に伝えていく。
今生きている全ての人が奇跡なんだと改めて思った次第・・・
生命ってすごいもんだ・・・
小林社長、お誕生日おめでとうございます。
いつも「こばちゃんのブログ」読んでます。
投稿情報: タケノ | 2010年9 月10日 (金) 17:12
タケノ・・社長?会長?
おふた方との出会いに感謝です。
先日の耐震セミナーはお疲れさまでした。
いつも、ありがとうございます。
投稿情報: コバ | 2010年9 月12日 (日) 05:41