どうしたものか・・・
出てこない。チラシ作りが一向に進まない。
チラシが作れない、というか、何について語ればいいのか・・・
自分に出来ることしか語れない。
そうか、自分のもっているもの以外のものを出そうとしても、それはしょせん無理な話。
その出し方が問題だ。
出し方、見せ方、これが今までとは違う・・・
ある人の言葉を借りると、リアル感という。
ある人は何かが違うという。
どうしたらいいのだろう・・・
さらけ出すことが必要だろうか?
さらけ出すといっても、ユーザーに想いが届かなければ意味がない。
独りよがりじゃ意味がない。
世に、そんな独りよがりのチラシやパンフが乱舞している。
方や、デファルメされた、うそくさいチラシも多くある。
チラシだからして、ある程度のデフォルメやオーバートークは許されるだろう・・・
しかし、それがリアル感をなくす。
リアル感がなくなれば、さらけ出したことにはならない。
さらけ出す必要もないが、らしさが欲しい。
いいところばかりでもかまわないと思うが、悪いところも出していい。
メリット、デメリットを両方出すことがいいような気がする。
そうか、ちゃんとユーザーに長所と短所を公開する・・・そういう姿勢が大切か・・・
なぜ、チラシに短所が必要なのか・・・
より、自分たちを理解してほしいから。
その上で、お声かけ頂く時からミスマッチをなくす。
出会いをより有効な時間にする。
無駄な時間など必要ないのか・・・いや余裕がない。
そんなこと言ってられない。何でもお客をとればいい・・・
でもでもでも、それを捨てて、数年間やってきた。
捨ててやってきた犠牲がかなり多い・・・血を流してきた・・・
ここで捨てることを止めることはできない。
この道を選んだから、この道を歩む。
そう決めたのだから。
私たちにご依頼するメリットとデメリットを両方語り、先ず、声かけするかどうか判断してもらう。
それがチラシ。
初めの一歩にこちら側に選択権はない。
ユーザー側から名乗りを上げてもらわなければ、お客様は見えない。
見えてからどうするかの判断はこちらにもイーブンの権利がある。
お互いフィフティフィフティ50対50である。
チラシではこう書きましたが、もう少し詳しくご説明するとこんな感じなんですよ・・・
もし、気に入っていただけましたら、よろしくお願いいたします・・・
こんな姿勢であろう。
その際に、こちら側にも選ぶ権利がある。
ここが肝心、もしミスマッチが発生するようなら・・・
でも、今回はそんなことに気を使わなくてもいいのかもしれない。
そんなミスマッチを起こすようなチラシ、広告はもうしないんだから・・・
ああ・・・ここにこそ相談しよう・・・というお客様しか、そう、相性が合うお客様しか来ないような気がする。
そんなチラシになると思う。
人には様々な人がいて、それぞれの人の良さがありますよね。チラシで自分の良さがうまく表現できたらいいですね。
人気にある人のように振舞うことでその人と同じようにみんなに好かれるわけでもなく、自分自身の素の部分を気に入ってもらって長い付き合いができるような。
コバさんの良さってなんでしょうかね。神奈川建築職人会の良さってなんでしょう。たくさんあるような気がします。(^^)
投稿情報: 矢野 | 2010年10 月25日 (月) 23:00
ありがとうございます。
良さって自分じゃ全然わからないものですね。
改めてそう考えると、良さ、長所って本当にあるんだろうか・・・
オリジナルなものってないような気がする。
これがうちの長所ですって誰が知っているんだろうか・・・
投稿情報: コバ | 2010年10 月26日 (火) 06:15
コバさんと前にお話したとき、コバさんの思いが伝わってきました。形のあるものだけを提供しているのではありませんでしたよね。高齢の方でも「安心」して暮らせるとか、リフォームをきっかけに親戚が集まる「いこいの場」になるとか、子供に譲り渡せる家にした「誇り」とか、そんなものを提供できるのが良さではないかと感じましたよ。
それを支える「大工会議」などの技術話し合いや思いの共有だってなかなかできることではないのかと。
あとはそれをチラシにどう表現するのか。。。
誰に喜んでもらいたいですか?なんで喜んでくれていますか?こんなことを考えて見るのもいいのかもしれませんね。^^;
投稿情報: 矢野 | 2010年10 月26日 (火) 12:40