テレビがいやになる。
というか、ニュースをみるのがいやになる。
もうやめようと思ったが、中国問題である。
最後に一言・・・
これだけベロンにされて、日本のどこにもデモが起きていない。
ああ・・・日本人の魂も終わりか・・・そう言う自分もまた、率先してデモを起こそうとも思っていない。
普通の国であれば、これはもう戦争である。
総理も、今回の船長解放は戦争を避けたと思っているとかいないとか・・・
しかし、結局日本のどこにもそんな緊張はない。
戦争なんて起こらないと、ぬるま湯につかりきっているのも、これもまた問題ではある。
が、が、しかし・・・
昨日、こんな話を聞いた。
横浜の中華街、閑古鳥が鳴いているという。
本来、爆竹を鳴らして、お祭り的なイベントやっているらしい。
もっと人が出て、にぎあうそうな・・・
デモこそしないが、無言の抗議であろう。
ここに感動した。
デモというエネルギーを必要とする行動はしないが、無言の抗議は忘れていなかった。
これはもしかして、大人になったということか・・・
日本人の頭の良さ、謙虚さ、暴力に頼らない問題解決の進化系かもしれない。
ただ、辱めを受けたことをヒステリックに言わないだけ、行動しないだけ・・・
自尊心も消えてなくなってはいなかった。
実は進化していたと言ってもいいかもしれない。
人は進化する。進化して今がある。
精神的な進化か・・・
精神エネルギーの使い方は重要である。
そりゃ~ケンカも必要な時もある。
しかし、本当のケンカを知っている者は、簡単にケンカしない。
強気で押して押して、引く時は引く。
このほうが実際のケンカにはならない。
中国は、ケンカ上手なのだろう。
それは4千年の歴史が知っている。
日本は他国とは、たかが100年前にちょっとしかケンカしてないから慣れていない。
で、イケイケで調子に乗って、それでケンカに負けて65年。
1回負けてこんだけしょんぼりするんだから、ホントにケンカに慣れていないのである。
慣れていないなら慣れていないなりに、進化したのだと思った。
それが無言の抗議である。
これは、平和主義的進化であろう。
いろいろ言われるけど、がんばろう日本!
中華街の華僑達は日本で生まれて日本で育ったという方が多いらしい。
そこの中国人も今回の中国にはものすごく批判的だという。
日本人の精神進化と思いたい。
平和ボケとも言われるが、進化が正しいほうに向かえば言うことはない・・・
それを許容してくれる世界になってくれれば、なおいいが・・・
ほんの少しだが、未来に明るい兆しが見えたのがうれしい。
だって、やられっぱなしはやっぱりクヤシイもん・・・
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