若い力ほど成長が早い。
と言うか、年をとると、自然と身についたもの、癖がこびりついている。
自分では普通に行ってきていることが、いかんことがある。
これはキツイ・・・
普段何気なくやっていること、とりわけ仕事となると問題である。
まさしくいい加減な仕事ぶりが、自己嫌悪になっている。
世の中の常識を破りたい願望とでも言おうか、いや、言い訳になるからやめよう・・・
いやこの場は許される場として、いつも言ってきたではなか。
では、言おう。
言い訳として聞いてくれ。
一般的な工務店、設計者でも、構造的に安定したものを望むし、そう設計するのが常識である。良識と言ってもよい。
そのほうが、経済的でもある。
要するに柱の下には、必ず柱がある。これが基本中の基本だ。
一番よいのは、1階と2階の間取りが同じになることだ。
横架材、いわゆる梁であるが、これはやむ終えず使うものである。
鉛直方向の安定とはこういったものである。
柱や壁が1.2階で重なる率を直下率という。大事なことである。
しかし、それだけでは生活に支障をきたすことがままある。
特に間取り変更が多いリフォームではこのことがネックとなる。
拙は耐震構造を得意としているが、この点、生活を優先する傾向がある。
通常は逆だろうと思う。
構造がある程度わかっているのなら、構造優先が一般的だろうと思う。
ここがどうしても、生活優先に考えて設計してしまう。
構造はあとからついていけばいいと思ってしまうのだ。
わかっているだけに、弊害がでる。
それでも良いと思っているところがある。
ここで気が付いた!・!・!
やはり、すべては情報公開だ!
言い訳を書いていたら、思いついた。というか改めて基本というか、理念と言うか、どこまで行っても顧客価値なんだ。
情報を公開して、聞くべきだ。耳を傾けるべきである。
その直下率だって、なんだって、難しいなら、できるだけ解り易く説明する。
これを情報公開というのだろう。
情報を提供せずに、勝手にこちら側だけで、構造だの使いやすさだの言ったって始まらない。
ここはやはり顧客価値の追求が原点のようだ。
・・・ ・・・
言い訳を書こうと思っていたら、またしても気づきを得た。
天の啓示はいつもありがたい・・・・・・・チャンチャン
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