このところの命題である。
顧客はなんでお金を出すんだろうか?
自分は何に対して喜んで、お金を出すのだろうか?
価値を感じなければ、お金はけっして出さないだろう。
貨幣経済の基本。
資本主義がまだ、前時代的なところにいるのであれば、こんなことは考えもしなかっただろう。
資本主義が進化しているのか・・・
いや、どの時代も価値に対して相応の対価が支払われていたはずである。
貨幣のみならず、相応の価値の交換がなければ、良い社会が成り立たない。
その摩擦が戦争かもしれない。
お互いに相応の価値の交換がスムーズで納得されれば、社会としてよいということになろう。
社会は誰が造ったのか。
そこに関わるステークホルダーたちである。
その者たちが、適切な価値の交換が出来ていれば、それだけで平和な世の中になるはずである。
その価値が千差万別に、活発に起きてくるのが理想郷だ。
そして、公平に価値交換される。
決して平等ではない。公平である。
価値が高いと判断したものが、高価値をつける。低ければ、低価値での交換になる。もしくは交換しないことになろう。
今は貨幣経済だからして、交換にはお金を使うが、それは解りやすいからだけかもしれない。数字だから。
もっと違う交換手段が出てきてもおかしくはない。
きっと出始めている。知らないところで・・・静かに、確実に蔓延していくように思う。
自分の価値提供をどう考えるかが、人間社会の中で重要なものになる。
お互いの価値の交換が楽しくなるようになれば、世の中が良くなるのは明白である。
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