小枝に三つばかり、柿の実を残した。
正確には、2個と半分である。
半分食べ残しがある。
犯人は小鳥たちである。
柿をとってほしいと頼まれたので、枝やなんやをバシバシ、思い切って切り落としていた。
ふと見ると、熟した奴の半分が残っている。
ああ、そうか・・・それじゃ全部取っちゃうのは失礼か・・・
小鳥のほうが早く見つけて、まだ熟してないのには手をつけていないようだ。
自然界では食物は早いもん勝ちである。
礼儀として、2個半、枝に残した。
それが1ヵ月近く前、今朝見るとキレイに柿はなくなっていた。
ベランダから毎日、少しづつなくなっていくのが見えた。
それを見るのが楽しみのようでもあった。
また、一つ季節が進む。
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