こばログ

大みそか・・・か

今年も一年が終わろうとしている。

意味不明な内容をつたない文章で綴った・・なんて言えない、書きなぐったブログをいつも読んでくれた諸貴兄姉氏に感謝の念を抱きながら年越しとなる。

来年も懲りずに、ま、かる～～い感じで目を通していただければ、うれしい。

今朝、いつもように、カウチポテトしていたら、面白いメッセージに出会った。

小松左京と北杜夫をやっていた。

小松左京の最後のメッセージは、「検証と想像力を発揮してもらいたい・・・」だった。

どくとるマンボウ先生は、ユーモアの追及だった。

どちらも日本人へのメッセージ。

なるほど・・・

拙は、偶然はないと思っている。

カウチポテトといえども、これが今の説へのメッセージと受け取る。

これを読んでいる諸貴兄姉氏、これもまた、偶然ではないのだ。

検証と想像力を発揮し、ユーモアを持って、来年に臨んでもらいたい。

耐震診断って・・・

耐震診断って何人くらいで行うのが理想か？

こんな質問、マニアックすぎて、よくわからん・・・

まぁまぁ、そう云わずに聞いてくだされ。

拙は４人だろうと思う。

役割分担で、

一人は、間取りを書く。これは、建築確認などの図面だけではなく、実際の家の間取りを自分で確認しながら、書いていく。

これじゃなきゃダメ。自分の目で見ることが肝心。確認書の図面が間違っていることは往々にしてある。

そして、これは後日、補強工事が実際にやりやすく可能な場所をインプットする。

図面だけでは見てたのでは、出来ない工事個所を補強設計する危険がある。

これだけでも一人で１時間くらいはかかる。

もう一人は、建物と高さ、屋根の勾配、道路の幅、隣地境界の距離、土地の高低差などを計り写真を撮る。

こちらは、家の中も写真を撮る写真係も兼ねる。

今一人は、屋根裏に入り込む。そして、床下に潜り込む。

これは筋交いの場所、大きさ、取り付け方を調べる。取り付け方によっては耐力がないと判断する場合もあるので、これも実際に見ないことにはあてにならない。

床下では、基礎の位置、ひび割れ等の劣化も確認する。

もちろん、つなぎを着ての汚れ仕事でもある。

最後の一人は、準備係である。

屋根裏に入るため、押入の天袋に入れる場所があったりするが、布団などの荷物移動や養生、床下に潜り込む場合は、床下収納の取り出しや養生。

床下収納がない場合は、和室の畳をおこし、下板を切ったりする。終わった後は元に戻すなどの作業が担当である。潜り込む人は泥だらけで出てくるので、養生は必要不可欠。

これで、４人。

時間にして２時間はかかる。

これを２人でやるとなると、けっこう大変だ。。。３人ないし４人が理想。

４人くらいでやると、ついつい見落としがちなところをお互いに補っている場合もある。

これは、精密診断の場合であって、横浜市が行っている無料診断は、一般診断であるからして、市の診断員はここまでやらないのが普通である。

たまに、市の人はこんなに丁寧に見なかったという人がいるが、市に苦情は言わないでもらいたい。

一般診断と精密診断ではその役割が違う。

一般診断は、耐震補強の要否を判断するもの。

精密診断は、補強設計をするもの。

同じ診断で違うから、

耐震っていうとこんなところも難しくしている原因かと・・・

下小屋の片づけ

下小屋とは、倉庫件、工場である。

もう、貯まりに貯まった、お金ならいいが・・・

とにかく貯まる。。。

こんなものとってたって使わないよと思うが、とっといてしまうんだろうな。

今年の片づけは、一年間以上使わなかったものを全部捨てる　を合言葉に捨てた捨てた。

フローリング、枠材などなど、木だけでもダンプに３台分・・・色柄を気にしなければ、家一軒建てられるだけはあった。

もう何年も奥の奥に眠っていたもの・・・いつか使うと思っているものが結局使わないんだな・・・

でも、無垢のものは捨てなかった。工場生産品ばかり捨てた。

大工もやはり、無垢材は簡単には捨てられないようだ。

それでも、まだまだ・・・年明けの顔合わせの時にまた、やろうよということになった。

２０１１年を振り返って

早いもんだ・・・もう年の瀬である。

２０１１年、平成２３年・・・

平成になってから、もう２３年も経つのか・・・

早い・・・あっという間のような感じがする。

年を取るわけだ。

今年はどんな年だったろうか・・・

拙にとっては激動の一年だった。・・・これはいつものことか・・・

毎年毎年、激動の一年にしてしまうが、今年は本当に激動だった。

というか、ここ４、5年はくら～～い気分だった。いうなればどん底状態・・・いつまで続くか、この精神的にも低迷状態が・・・

そんな中、今年は厳しくもあったが、かすかではあるが光を見つけた。

仕事に以前より使命感を持つことができるようになってきた。

９月以降は気分的にも上昇できた。

年末になり、来年への期待も抱けるようになった。

なによりまして、気分的に以前の元気を取りも出してきたのが大きい。

が、が、ここで、安心しちゃいけない。

この一年やってきたことを、来年はさらに練って練っていかねば。

と思っている師走です。

「もしドラ」を読んで・・・

話題になってからもうだいぶ経つが、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネージメントを読んだら」を読んだ。

そう、「もしドラ」である。

表紙があれじゃ、五十路の拙には、人前で読むにはちょっと恥ずかしい・・・

ので、表紙は外して読んだ。そうすれば電車の中でも堂々と読める。

感想は、かなり面白い。

これは、人には結構受け入れられると思う。

ご本家、ドラッガーの「マネージメント」というとこちらは読んだことはあるが、けっこう難しい印象だった。

「もしドラ」は、具体的に噛み砕いて書いてあるが、一つ一つはそれでも難しいことであろう。

それが、面白く書かれているので、ご推薦の一冊である。

AKB48の一人が主人公のモデルとあとがきにあったが、たぶんこれは”たかみな”だろう。

実は何を隠そう、隠れ”たかみな”のファンである。・・・いや拙が・・・

ちょっとこっぱずかしいが、テレビをつけると出ない日がないAKB48。

そんな中で、高橋みなみちゃんのことを紹介することをやっていて、というかAKB48の物語風な内容のことをやっていて、目に入ってくるものを見ていて、ファンになってしまった。

いや、CDとかは買っていない・・・ファンクラブにも入っていないし・・

というかそれじゃおかしなおっさんで、自分的にも気持ち悪いが・・・こっちのほうが気持ち悪い？･･ﾀｼｶﾆ

ひたむきに頑張る姿が、どこか高校野球に通じるところが、あれほどのファンを引き付ける魅力ではないかと・・・

もしドラの主人公の名が、みなみちゃんで、あとがきを読んで、なるほどと思った次第だが、そのあたりも拙をして、面白いと感じさせる、この本の魅力かもしれない。

耐震の相談が増えている

3.11から９カ月が経つが、耐震の相談が増えている。

４月５月に一時的に、いや爆発的に相談があったのは、この際考えないことにしよう。

大変失礼な言い方かもしれないが、ミーハー的な方はどこにでもいる。

しかし、今この時期に考えるの方は、真剣な方だろう。

増えているというのは、この真剣に考える方のことである。

横浜市にはいわゆる旧耐震の木造住宅が約１６万棟ある。

１６万棟もあるのだ。

そのうち、市の助成で耐震補強した家が2000棟である。

もちろん、古い住宅だから、耐震補強せずに建て替えるケースが圧倒的に多いと思うが、それでもまだまだ、耐震性に劣る住宅がたくさんある。

今年度は補助額の増額もあり。ここにきて補助金申請が殺到したが、それでも例年の倍以上あっても、まだまだ少ない。

市の補助金を使った耐震補強は、補助金が家計にありがたいだけではなく、検査があるのが素人の市民としては助かると思う。

しかしながら、その補助金も審査が長くなっている。

待ちくたびれる。。。

補助額をアップしたなら、申請が増えることは分かっているはず。

審査の人間も増やしたほしい。

難しい審査だから、誰でもいいっていうわけには行かないことは重々承知の上で申し上げる次第。

半年待ち状態はいかがなものか・・・

真剣に考えている方が増えている方が増えている今こそ、耐震化率90％の目標達成にはチャンスな時だと思うが・・・

モチツキ大会 2011

１１時から３時まで、突きっぱなしだった。。。

40ｋｇのコメを一気に突き切った。

アラ汁は寸胴で1.5杯、追加になった。店内での水引づくり教室も盛況だった。

天気にも恵まれ、大勢の方が来場された。

蒸すのが追いつかない。３年目で、近所でやっと認知されたという実感が出た。

お金をかけた告知はしていない。ちょっと前に出来た縦看板のインフォメーションボードにビラを張っただけ。

後はOBへのかわら版に掲載しただけである。それでOB２割、近所の人８割とみた。

１５０人くらい来てくれたと思う。

とにかく、こんなにきていただけるとは思わず、予想外。

お餅もぜんぶなくなったので、来年はもっとコメを用意しなくっちゃ・・・

みなさん、ご来場ありがとうございます＾＾

こんな記事はやっぱり写真が見たい・・・

ですよね＾＾

写真はゲンロク（現場ブログ）のほうで、後日載せますので。

 

後日掲載　現場ブログの記事はこちらです。（別ウィンド開きます）

HMMって、いいね

ハウスメンテマスター家具転倒防止部会の会議が昨日あった。

なんていうか、ぶっちあけ言いたいことを言ってしまった。

思いの丈を言い放つとはこういうことだろう。

耳触りのいいことばかりではなかったはず。。。

正直聞きたくないこともあったと思う。

それでも、ただただ、聞いてくれたことに感謝、感謝。

甘えてばかりでゴメンネ・・・とはかなり古いどこかの歌詞。

それでも、想いを伝えられた、いや伝わったかどうかはまだまだだが、言ったことに満足している。

まだ、その段階であるが、それでも動き始める期待がある。

日本中に、この運動が起きたらいいな・・・と。

やりたいこと、好きなこと、それが人に喜んでもらえることになっている。

どこまでいっても、そういうつながりに価値を感じる。

たぶん、うちの会社ってNPOっぽい？

そっちのほうが、あっているかもしれないと思う今日この頃。

精神進化

昨日の続き

今、論語が流行っているということを書いた。

日本でも、かの中国でも、もう一度正しいこと、心理を見直すという風潮があることは、精神的に進化しようとしているのか。

精神進化はどこから始まるのか・・・

文明は大きな川のそばから始まった。チグリスユーフラテス、インダス、黄河、ナイル・・・

今回の精神進化はどのあたりの地域から始まるのだろうか。

贔屓目なのは百も承知。日本から発信するのかもしれない。

いろんな条件が整っているように思う。

特に、その精神性。今回の震災でも証明された助け合いの精神。

国民の精神性の高さをもっともっと、誇りに思ってもいいんじゃなかろうか。

誇りに感じてさらに磨きこむ。具体的に。

そこから世界平和を発信する。人間の精神性の進化を発信する。

出来るような気がする。

大それたことを書いたが、何となく同じ機運が高まっているような気がする。

百匹目の猿現象が起きる感じだ・・・

論語つながりで・・・

孔子、老子、急には出てこないが、まだまだいる。

昔々偉い人、そう彼の中国には・・・

といっても昔々の話。孔子が2500年前だから、すごいもんだ。

お釈迦さんより少し前の人なんだ。キリストさんなんかより500年も前に偉いことを考えて、世間に広めようとしていた。

拙はへそ曲がりなところがあって、うがった見方をするとこう考えられる。

仁義礼智信を中心に儒教は教えを説いている。

ということは、その当時の世の中がこのようなことになっていなかったから、大切なことをもっとみんな、やらなくっちゃいけないよ～と声を上げたと考えられる面もあるかと。

ちゃんとした世の中ではなかったから、いいことの教えが人々から受け入れられた。

でも、論語は孔子が言ったことをその弟子、また弟子が、編纂したものだから、孔子のあとに世の中が乱れたのかもしれない。

いや、いつの世もいいことばかりじゃないからな～、その当時から、やはりそうだったんだ・・・

これにしても、2500年もの間、読み続けられてるなんて、これがすごい。

心理がなきゃ、これだけ続かないと思う。

西の聖書、東の論語と、いうとか言わないとか・・・

それにしても、2000年も2500年も前の書物に頼るほど、人間は精神的に進化してないのか・・・