78才、80才と二日続けてご相談があった。
大変失礼だが、どちらもかわいいお母さんという印象の方^^
拙の母も同じくらいの年で重なって見えた。
どちらの相談も耐震補強のことだが、ただそれだけではない何かを感じた。
耐震というのは、大脳皮質で考えることだろう。
もっと頭の奥のほう、脳幹で感じることがあるはず。。。
人間は大脳皮質を異常に発達させてきた。
だから、耐震などと本来生きていくための術としてはあまり生物として、らしくない表現に頼ろうとする。
もっと違うはずである。相談したいことは・・・したいことは・・・
しかしそれは、人によって微妙に違うともいえる。
その一つづつに焦点を当てると、これまた余計わからなくなりそうなので、事実としてわかっていることだけを上げ、最大公約数を探る。
すると、拙の答えはやっぱりこれしかない。
ものすごく偏見かもしれないが、その土地、我が家を離れようとしないということだ。
なぜか?
これが、人間臭い理由が背後にあることを匂わす。
やはりどこまで行っても人間とは群れる動物である。
集団に属したい、集団でなければ生きていけない動物である。
それがまた、人間らしい進化を遂げてきた。
笑顔というのは他の動物にはない人間だけの特徴である。
なぜ笑顔になるのか、出来るのか・・・
協働作業を円滑にするためだという。
協働作業の善し悪しが生死にかかわっていた大昔、何十万年前・・・
そのコミュニケーションとして発達し、進化した笑顔。
口を両側に微妙に開き、歯を見せ、目が輝く・・・
表現すると難しいが、表情は一瞬でわかる。
この一瞬で、好意をもった仲間かどうかを判断する。
生まれたての赤ちゃんでも脳が反応するらしい。
大脳皮質よりもっと前の脳・・・
これを直感というかどうか・・・
このあたりの感性で話を聞くようにしている。
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