経営者たれ!・・・だいぶ昔、そう、初めて社会というところに出た時に言われた。
思い出の言葉である。
いわば当時の社長に言われた。
拙は、その方のことを社長という感覚で接してなかった。
普通にお給料をもらっていたので、社長であるが、お給料という感覚もなかった。
その人と一緒に会社を大きくする。これが働く目的だった。
いわば同志である。
そう、その方は同志という言葉を使っていた。
社員とは言わなかった。
だから、残業という感覚もない。
休みもない。休もうという意識がない。
24時間365日働いていた。
もちろん寝る時間はあるが、飲食業で、お店の厨房で3時間も寝ればいいほうである。
かれこれ5年くらいはそんなことで働いていた。
今思うと、ここで拙の人生観というか、仕事観が形成されたのだと思う。
別にキツイと思ったことはあまり記憶にない。
振り返ってみると、確かにけっこう頑張ったなと思う。
何がいいたいのかというと、頑張ったことを自慢するわけではない。
普通は考えられないような働き方がなぜできたか?ということ。
それが、先に書いた「経営者たれ!」の一言である。
この言葉を聞かされなかったら、拙はクズだと思う。
今もってダメダメなところがいっぱいあることは自覚している・・・自覚しても出来てないのを付け加えておくが・・・
それでも人並みに暮らしていける位のことになっているのは、こういう至言を言ってくれる人がいたからこそである。
今自分の言葉にすると、これは、『当事者たれ!』と言い替えておこう。
当事者意識ということを最近、拙はよく使う。
もう一度言う、『当事者意識』である。
どこか他人事、どこか自分は知らない、関係ないと行動しているふしはないか。。。
ちょっとした些細なことでも、これは自分が責任者なんだ。という意識である。
責任というと重い感じがする。ピンとこない人もあろう。
そのもうちょっと前に、当事者意識があるかどうかが、どうも人の成長には不可欠なような気がする。
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