朝方、夢を見ることがある。
大体、泣いている。
今日の夢は、叱られている夢。
誰に?・・・そう、小学校の時の先生に。
坂口先生だったと思う。大田区の頃、5年生だったと思う。
キビシイ先生だった。厳しいというか、今思うと多分普通の感覚だろう。
子供を子供として扱っていないのかもしれない。
友達にからかわれたことがある。
「先生が呼んでるよ。」と言われたので、職人室に行ってみた。
と、「何?呼んでないよ。・・・からかわれたんだよ。」
ただ、それだけだった。
妙に悔しかった。ただそれだけが、子供から大人になった瞬間かもしれない。
それまでは子供として扱われていた感じがする。
大人に守られていた感じがする。
これからは自分でなんでも対処しなくっちゃ。って思った瞬間だった。
そんな先生が頭から離れない。別に恩師という訳じゃない。それほど特別な出来事はない。
この単純なこと。先生も絶対に覚えてなんていない。日常のことだ。
拙は、この先生をメンターの一人と思っている。
たまに夢に出てくる。
その先生が、なんでもいから言えという。涙が止まらない。
懺悔よろしく、しゃくりあげながら、真実を言う。まるで子供である。
そんなところで目が覚める。
落ち着いてきたが、こんな具合にしゃくりあげる夢をたまに見る。
深層心理に、懺悔があるのかもしれない。
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