昨日横浜市の耐震改修の補助金申請について一般的な誤解があると書いた。
よくよく考えてみると、それも誤解かもしれないと思う。
自説を曲げることにもなるが、あえて言おう。
1次設計、いわゆる計画申請時には、工事の見積もりは概算で良い。
それが、トラブルの元だと言った。
確かにそういうこともあることは事実のようだ。
見積もりは大切である。
ただ概算金額が高めにお客様に伝えているのであれば、問題はない。
そんなことより、もっと大切なことがある。世間には。。。
そう、それこそ補強工事の精度である。
これは、この制度の、いや横浜市の誇りと言ってもよい。
ものすごく厳しいチェックがある。
これは大いなる価値ではないか。安心感である。
だって、耐震補強工事って、どこか大丈夫本当に?と思うところはないだろうか。。。世間一般的には。
それが、行政から派遣された検査員がビスの一本一本までみてくれるのだ。
横浜市の誇りと言ったが、本当にそうだと感じる電話が入った。
実は大和市在住の方からである。
大和市も耐震の補助金はある。たしか50万円だったと思う。場所は近くだが、大和市の補助金は使ったことがないから、うる覚えだ。
確かに50万円もらったという。・・・よかった、間違わなくて。。。
すでに補助金が入っているのになんで???
それが、工事に不具合があるという。。。えっ?
だって、検査があり、補助金がもらえたということは、その検査に合格したということでは?
そうだという、検査はOKだが、その検査に問題があって、耐震基準に達していないという。。。
変な話だ。
精密診断で1.25を希望しているので、その通りになっていないので、もう一度工事して欲しいということらしい。
今、設計図書を製作中なので、出来たらまた、連絡しますと言っていた。
たぶんまた連絡があると思うが、横浜市では考えられないことである。
多分横浜市の検査は、日本一といっていい。
ありがたやありがたや。
だから、誰がやってもものすごい確率で高レベルの耐震補強工事が行える。
もちろん、工事の慣れている業者のほうが早さはある。
速さは快適さにつながるから、大切な要素であることに違いないが。
ま、いろんな考えがあるから、一概には言えないが、ここではできるだけ、フラットに情報をお伝えしたい。
・・・・けっこう歪んだ見方をしている、、、という意見もあるが。。。^^;
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