ついつい夜更かしテレビを見てしまった。
例の朝まで生テレビである。普段はあまり見ないが、ついつい見てしまった・・・
というか、こんなに長く見てしまったのは初めてである。
ホリエモンが出ていた。
あとは知っている人と言えば、名前くらいだが姜尚中という大学の先生くらいだった。
なんだか、面白くもない議論を言い合っていたが、なんとなく見ていたら、不況と言われている中で、伸びている企業の面白い社長さんも出ていた。
ファミレスをタダで内装、設備を買い取ってそのまま商売をしているという。
創業3年で、すでに70店舗以上あるという。今年一気にあと70店舗増えて150店舗以上になるという。
不況不況と言うが、アイデア一つでビジネスチャンスはいくらでもあるのである。
その伸びている企業の社長さん、まだ30代であるが、言っていた。
今、若者が選り好みして、仕事がないとか言っているが、そんなことはない。
働こうとすれば何でもある。ただ自分に合う仕事がないとか、やりたい仕事がないとか言っているからないのであって、働こうと思えば仕事はいくらでもある。
確かにそうだ。その通りだと思う。
やれ、仕事の意義はとか、自分に合う仕事がとか・・・近頃、皆頭がよくなってきているからかもしれない。
昔はというと、まず働くこと自体が、いいことで、仕事の選り好みなんかしてられなかった。
というより、しちゃいけない風潮があった。
四の五の言わずにまず働け、ということである。
働いて働いて、真剣に働いて、そして、自分の本当の道を見つけていくものであろう。
いまはというと、何でもそうだが、少し甘いような気がする。
働いたことがない人に、経験したことがない人に、意義など問うてもしょうがないだろう。
乗り越えたところに、自分の道を見つける。
そして今度は、自分の道がこれだと思ったら、あとは余計なことはしない。
とことん、道を極める。研鑽を積む。
不惑の四十を過ぎた者にとっては、昨日同様、しない事・・・である。
迷わず寄り道をしない事。脇道にそれない事。
これが、極める仕事に通ずるはずである。
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