ハウスメンテマスターの検定試験をまた行うことになった。
3級であるが、昨年12月に第1回目を行ったが、今回も3級試験を6月27日(日)に行う。
昨年の第1回目は70名の参加だったが、今回は何名くらいの参加になるのだろうか・・・
昨年はY150やライフデザインフェアでの告知活動が予想以上の宣伝効果を発揮したとおもうが、今回は何の広告もない。
いわゆる口コミでしかない。
ハウスメンテマスターがなぜ必要か?その前に、そもそもハウスメンテマスターって何?
筆者は仕事柄、毎日、人様の住まいのご相談を聞いている。
ここ数年、よく耳にする言葉がある。
「こんな小さなこと、自分でやればいいんだけど、出来なくてねぇ~」
「以前は自分でやっていたんだけど、身体が気なくなってきたから、でも誰に頼んでいいのか・・・」
「業者に頼むと高いんでしょう~・・」
などなど、住まいのちょっとしたメンテナンスに困ってる方がものすごく多いということ。
それをプロの職人や業者に頼むことのものではないけど、どこに頼めばいいのか解からないということ。
以前は自分でしてたんだけど・・・の言葉の中には、高齢化という問題が身近に感じる次第である。
一方、我々プロは、「そんなこと言って下さいよ。なんでもやりますから・・」といって笑顔で受けている。
しかし、その一方で、電球交換も頼まれるが、一体いくらもらえばいいのか?金額である。
そんなぁ~電球交換でお金なんかもらえないよ・・・という良心的な工務店がいる。
地域の中で密着している良心的な工務店ほど、いろんなことを無料サービスで行っている。
新築建替えなどおおきな仕事の宣伝になればと、淡い期待を込めて・・・
しかし、現実は違う。建替えなどは大手ハウスメーカーに集中する。
伝統の大工技術の継承がされていないどころか、技術力のある工務店の存亡の危機である。
大手は電球交換しないが、町場の工務店は一生懸命に無料サービスに走り回っているという現実。
しかし、電球交換はもう自分では出来ない・・・
そこで、それじゃ、ちょっとしたメンテナンス、自分で出来る、職人、プロの技を教えちゃいましょう!
そして、その知識技術力を我々プロが判断して、資格としましょう。
ということで始まったのがハウスメンテマスターである。
プロの職人が教えるハウスメンテナンス。いろいろある。
そんなの自分で出来るよ・・・
確かに器用な方が、ビックリするようなこと、プロ顔負けの仕事をしているのを見ることがある。
素晴らしいの一言である。よくやるね~・・が本音である。
しかし、たまに、それはやっちゃいけない・・・と思うことも、けっこう多いのも事実である。
正しいメンテナンス、まちがった方法もある。違ったやり方をするとかえって、悪くすることもあるということを知っていただきたい。
検定と言っても3級では、ペーパー試験のみ。しかし、講座が同時に行う。
この講座がちょっとした価値があるはず。熟練職人の教えるプロの技を教えましょう。
興味のある方。
自分で出来るが、それじゃ~どのくらいの事をやっているかのぞいてみようかというツワモノもけっこう。
6月27日に待っている。
申込は、ハウスメンテマスターのホームページからどうぞ。
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