始動のエネルギーが大きいと言ったが、まさしくその通りである。
再始動は初始動よりもっと大きなエネルギーがいるのか・・・
どのくらいのエネルギーが必要か、わからない。
はたして耐えうるだけのポテンシャルが器にあるか・・・
請うご期待というところだ。
起こることは全て必然だとすれば、やろうと思った瞬間に叶えられている。
すでにそのポテンシャルがあるということだ。
そうでなければ、考えもつかない。
想った瞬間に叶う。
ここまではいい・・・が、この後である。現実に形にしなければならない。
興味のエネルギーがどこまであるかが問題である。
あとは、プラスのエネルギーである。
プラスのエネルギーに囲まれる環境を整えることは大切だ。
これは、言霊による。
言霊ってけっこう凄いパワーを持っている。
パワーと考えるといい。
プラスのパワーで廻りを固める。
マイナスは、リスクとして捉えればいい。
リスク管理である。
もし、マイナスに働いたらこうするくらいは決めておく。
リスクヘッジまでいければ最高である。
これもある意味では、プラスのパワーである。
大学時代、これでも本格的にサッカーをしていた時、すごい言霊を体験した。
このところの炎天下、こんな天気だと思い出すが、8時間くらい走りっぱなしの練習の毎日だった。
いまでは到底想像できないだろうけど、体脂肪率6%くらいだったろう。
あの頃の体育会系はそろって、みんな、練習中は水は飲んではいけない。
なぜって、バテルからである。・・・そう思い込んでいた。
熱中症って言葉もなかった。運よく死んだ人間は筆者の代ではいなかったが、今では信じられないような過酷な練習だった。
それでも、不思議なもんだ。慣れっていうのはすごい。
いくら走っても疲れない。自分でも面白いようにまるで、飛べるような錯覚になる。
事実、時たま、空を飛んだ夢を見た。
この夢はその後20年くらい続く。
つい最近まで夢の中で空を飛ぶ。
これには秘密がある。
いくら超人でも炎天下に8時間も走りっぱなしは相当きつい。
途中、必ず水を飲む。
これがミソなのだ。
トイレだというとそれは、我慢しなさいとはならない。
個室のほうの流れる便器の水を手でかき分けて、出てくる瞬間の上水を手ですくって飲むのである。
ようするに、大のほうの便器の水である。
洗面台のほうでは見られてしまう可能性があるから、個室でなければならない。
ゲッと思うなかれ。
そこまでしても飲まなければ死んじゃう。
これが、命の元である。どころか、エネルギーの源泉なのだ。
みんなトイレから帰ってくると、馬車馬のように走れる。
筆者も例外ではない。これが、空をも飛べると信じこませるくらいに元気になる。
その時である。
掛け声がある。決まった掛け声だ。
頑張りましょう!元気に行きましょう!
これに応えて、皆が声を出す。
声が出ない時は、声を出していきましょう!という掛け声になる。
そうするとまた、頑張りましょう!と賑やかになる。
むさ苦しい男子のダミ声だが、○○しましょう・・・という丁寧語の掛け声であるのに、初めはちょっとビックリした。
なんだか異和感もあった。
しかし、頑張りましょう!が慣れてくると、ものすごいパワーの中に身を置いている感じがする。
お互いギリギリのところで頑張っている。
もうこれ以上走れない、いや立っていられない、休みたい、やめて帰りたい時がある。
その時に同じ疲れ切った仲間の頑張りましょうの声。
ようし、と思ってトイレに行く・・・やはり理性もあるからトイレに行くのはギリギリの状態まで我慢する。
その時に、頑張りましょうの声。
いい掛け声であったと今も思う。
プラスのエネルギーとはこういうものか・・・
言霊ってあると信じた遠い記憶である。
プラスの言霊の中に身を置こうよ・・・もっと。
お互いに気持ちいい言霊を言い合おう。
プラスの言霊はものすごいパワーを持っている。
エネルギーチャージワードとでも言っておこう。
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