Dを始めたのは、Tと言われたからだった。
おかしいなと思い、病院に行ったら、Tです。と・・・
Tの怖さを語られ、脅かされ、このままではいけないと思った。
父がTだった。
数年前に亡くなったが、最後は胃がんだった。
親戚の中でも品のある、筆者にとっては大叔母様が、
重雄ちゃんは、よく食べるから・・・と嘆いたという。
北海道は函館弁というか、イントネーションが伝えられないのが残念だが、
この地方独特の、よく食うからよ・・・のイントネーションで、品のある人だから、
よく食べるから・・・と言っている様子に、思わず、プッと噴き出したことを思い出す。
そのくらいよく食べる父だった。
胃がんで亡くなるのは本望かもしれない。
家系にTがいるかどうかは定かではないが、Tは血筋というのが一般的な説のようだ。
祖父のことは良く知らない。
小さい時の記憶しかない。のんべの爺さんだった。
うちの家系はどうもつながっていないらしく、爺さんはホントの祖父ではないらしい。
秋田出身だということは聞いているが、そこまでである。
日本人は血筋より家系だから、いつかそのルーツを訪ねてみたいと思っている。
父が完全にTだから、筆者もその血筋のようだが、父は良く食べるからTになったと思っていた。
そういう筆者もよく食べる・・・以前は。
最近は、量が減った。
そりゃそうだ。歳から言っても若い時のようには食べられない。
それを考えると、父の食べっぷりには感心する。
60を超えてもあの食べっぷりは大したもんだった。
昭和一桁生まれ、戦前の昭和生まれは、皆、食べ物に対しては、特に思い入れがあるのであろう。
食べられない時代を過ごした経験がそうさせている・・・
でも、おばぁちゃんに聞いたことがあるが、北海道だから、内地みたいに食うものが無かったってことはなかったと言っていたことがある。
じゃ、父のあの食べっぷりは何だったろうか・・・
小さなころから、見ているという血のつながりもあるのか、食べ物に対しての執着はやはり、血かもしれない。
Tと言われて、始めたD・・・
思いこんだら、徹底的にやってしまうので、短期間にDに成功し、Tの数値も回復し、奇跡的に標準にまでなったが、
慢心はそこにもいた。
そして、お決まりのリ・・・である。
食に対する血のつながりを切り、完全にTを克服しないと、やばい予感がまたしている。
三日くらい断食しても死にはしない。
むしろ、血がきれいになって、細胞が活性化していくるかもしれないという予感もある。
でも出来ないよね・・・
そのくらいの覚悟がいるのかもしれない。
なんでもよく覚悟する人だね・・・・ソウナンデス、思いこむだけは一人前だけど・・・なかなか・・・チャンチャン
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