面白いものに出会うということは、そうそうあることではないのかもしれない・・・
また、変な言い回しから始まった・・・常連の諸貴兄姉氏にはご勘弁いただけていると思う。
そう、面白いものはワクワクするものである。
それは、趣味、遊びでしょ・・・
いやいや仕事でも、ワクワクするものはある。
これがワクワクというところになるのかどうか・・・
仕事と言えば仕事だが、趣味と言えば趣味のようでもあり・・・
遊びではないと思うけど、微妙なところである。
いや、何かというと、構造のお勉強である。
とにかく面白い。
面白いと思っているのは筆者だけ・・・
いやそうじゃないと思う。
受講しているみんながそう思っているはず。
みんなと言っても昨日は3人だけだった・・・
この講義が3人だけなんてもったいない。
マニアックな話になるが、木構造の許容応力度設計の講義である。
以前にも書いたが、木構造の許容応力度設計なんて、建築士の中でもやっている人はごく少ない。
ようは変わり者である。
4号建築物の特例という、木造の2階建て以下は構造計算がいらないのであるからして、必要ないというのが世のほとんどの設計事務所であろう。
しかし、それでいいのか・・・と言いたい。
4号特例廃止・・・なんて噂が昨年出た。
それでも、この人数の少なさはなんなんだろうか・・・
と思って講師に聞いてみたら、なんと、宣伝しちゃいけないの・・・だって・・・
ええええええええええええええええええ、こんな変わり者を集めるのに、宣伝がだめとは・・・なぜ?
どうも、独立行政法人の変な規則があるらしい。
仕分けが効いているのだ。
ポリテクセンターは昨年、仕分けにやられた経緯がある。
経費削減で、いろんなものがなくなっていく・・・
重要なものが・・・
もっとうまく宣伝すれば、絶対にこんな話は聞きたい人がけっこう来ると思う。
変わり者もけっこういるはずである。
以前に、東京でこの手の話を聞きに言った時は、50人くらいは来ていた。
仕分けと言うと何でも経費節減で、切ったしまうが、ちょっと規則を変えてやって、宣伝して、事業が伸びれば黒字になる訳だから、なんでもかんでもその重要性も見ないで、カットカットじゃしょうがないでしょう・・・
これは実感である。
こんなに身近に事業仕分けに出会うとは思わなかった。
事業仕分け自体を仕分けることも考えなければならないと思った。
なんでも仕分けというと正義の味方になってしまう風潮があるのではないだろうか・・・
そのシンボルが参議院選挙で圧倒的に勝ったというのは、どうも振れすぎているように思う。
調子に乗って何でも仕分ければいいと思ってしまう輩がまたまた出てくるのが、おバカを見ているようで情けなく思うのは筆者だけだろうか・・・
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