先日、人間学研究会の忘年会があった。
今年は栃木の柏倉温泉、太子館というホテルというか旅館だった。
18日だったが、その日は午前中お客様の相談があり、夕方遅れていった。
横浜から首都高湾岸→東北道で、栃木インターまで、約180KMある。
そこから、地図を頼りに走ったが、真っ暗な道に迷い、小1時間・・・
6時の会合にぎりぎり間に合った。
温泉もそこそこに人間学の発表・・・
さてどうしたものか・・・と思いきや、新しい方がお二人いらっしゃったので、この会の生い立ち、いつ入ったかなどの自己紹介とあいなった。
この会、もう11年続いている。
初めは、松陰を学ぶ会として始まり、中国古典を学び、現代の帝王学ということになり、今の、人間学研究会となった。
松陰時代からの創業メンバーは今では言いだしっぺの中林さんと筆者の二人である。
そういえば、あれはたわいもないところから始まった。
あるセミナーで一緒になった中林さん、他にも何人かいらっしゃったと思うが憶えていない。
熱っぽく松陰を語る中林さん、当時はジェルコの関東甲信越支部長でもあった。
今はなんとジェルコの会長である。
松陰を勉強する会を作ろうと思っているんだけど・・・
ヨッシャ、入りましょう・・とまた、いつもの調子でかる~くはいちゃった。
それが、こんなにも長く続くとは・・・あれから11年か・・
致知もあれから知ったし、中国古典にも多少足を突っ込んだ。
日本の功労者というか、偉人たちも恥ずかしくない程度に知った。
こういったことを大人になって勉強できる場所ってのはそうそうない。
筆者は不良会員であるが、それでも長く続いているには、やっぱりこの会に出ると心が洗われる感じがする。
大の大人が至って真面目に人間学を学んでいる。
皆さん会社のトップばかり、それがいかにも謙虚である。
大真面目に難しい文章を声を出して読む。
難しいので、つっかえつっかえ・・・そのたびに解る人が教えてくれる。
つっかえずに読むとこれまたちょっとした優越感がある・・・エッヘン
時たま、矢野弾先生が来るが、このお話がまた勉強になる。
矢野先生は矢野経済研究所の最高顧問。
御歳おいくつか知らないがお元気で、日本の今、将来を憂いている。
今回の栃木には来られなかったが、来年2月にはお会いできるだろう。
来年もまた楽しみな会である。
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