8月どうなることかと思っていたが、やはり助けられた。いつもそうだ。結局お客様に助けられる。
そして社員に助けられている。さらにそれは職人さんや協力業者さんに助けられていることになる。
大きいのは、矢野さんだろう。こう書くといつもおべっかを言っているようだけど、本当にそうなのだ。
一番は経済的に苦しいのもそうだけど、精神的に苦しいのがきつい。行くべき方向性を社員やお客様に言葉としてハッキリ言えないのは苦しい。
顧客に提供する価値にベクトルが出来た。どの方向に進めばいいかハッキリ解っている。これはうれしい。
今日来社したD設計のKさんは1級建築士でRCはやっているが木造はわからないと言っていた。
話しているとまるで素人なのだ。その技術的なことだけでもそうだが、どうやら、訪問販売をしている節がある。
営業戦略まで聞いてきた。LLPに入りたいとまで言う。
他人に話していると自分の価値が解る。耐震の説明会も40回を超えた。このノウハウは財産ということを感じられる。
どの個別訪問相談に行っても、笑顔で迎えてくれる。心底信頼されているのがわかる。うれしい限りだ。
やはり高齢の方が圧倒的に多いが、安心して暮らしてほしいと心から思う。
地震でグラッと来る度に、不安にかられる様子が手に取るように解る。
少しでも安心して老後を送ってほしい。
そういう方たちと話していて、良くわかるのが、自分のことより人様のこと。
人様に迷惑をかけないように・・・という気持ちがこちらにも伝わってくる。
もしかしたら、これが日本人の美徳。
今回の東北大震災でも世界的なニュースになったが、駅での階段に座る光景で真ん中を空けて、人が通れるように整然と座っている。また、被災地での救援物資で、もっとこの先には悲惨なところがあるから先にそっちに持って行ってくれと・・・
他人のことをまず考えるというのは、日本人のもっとも特異な部分なのかもしれない。
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